伊東祐親まつりの奉納舞台を覗いてきました
そこそこ天気が良くなったのでこの日はドライブがてら伊東で開催中の伊東祐親まつりを覗いてきました。
前日の薪能では野村萬斎の狂言も舞われていましたし、この日も日暮れからは夢舞台がありましたが、楽しむ時間もないので日中にちょこっとお邪魔してきました。
松川藤の広場
この日は現地に行くと伊東祐親まつり×サンデーキネマーケット×I TO MARCHEと3つの催しが同時開催になっていて市街地にはけっこう人が出ていました。
お昼は松川藤の広場で開催しているI TO MARCHEで。
こちらでも大道芸なども行われていて楽しい雰囲気でした。
ただ横の大川縁でものを食べているとトンビの群れがかなりの距離まで近づいてきて驚きました。
誰かがあげたのか奪い取ったのか、パンの取り合いなどもしていてちょっと怖かったです。
小さなお子さんは注意した方がよさそうですね。
東海館 水上能舞台
後ろの建物は東海館。
東海館は昭和3年に庶民の温泉宿として開業し、沢山の方々に親しまれ大いに賑わいました。当時の職人たちが腕をふるった自慢の建物は、桧や杉などの高級な木材や変木とよばれる形の変わった木々をふんだんに用いた美しい和風建築です。廊下や階段、客間の入り口など、館内随所に職人たちの手工を凝らした建築美が生きています。今や貴重となった伝統的な日本建築様式を、心ゆくまでご覧下さい。
外観だけでも良い雰囲気です。
中にも入りたいところですが屋内はまだ遠慮させてもらいました。次の機会に入らせてもらいます。
手前に建っているのが水上能舞台ですね。
文字通り、本当に川の上に設置されています。
奉納舞台
奉納舞台が始まったので覗かせていただきました。
太鼓の張りのある音は良いですね、気持ちが高揚します。
よくよく考えると最近はお祭りに足運んだ事がなかったので久しぶりに肌で感じました。
こちらは神楽、獅子が舞っています。
男たちが奇妙な踊りを踊り出した……
鹿島踊りだそうです。
茨城県鹿嶋市の鹿島神宮に端を発し千葉、神奈川、この伊豆東地区の太平洋沿岸部に分布するようです。
wikiによると石材・木材運搬の担い手たちが広めたとの事ですが、江戸時代のことでしょうか。
またキノミヤ信仰とも分布が重なるとの事で、となると渡来神もしくは海の神などとの関連のも疑われますね。
とくにこの伊豆地方は沖合に伊豆諸島が遙か南まで連なり、御島の神などの例もありますし、なかなか面白そうではあります。
何か海洋文化圏があるのか太平洋上の島々に似たような踊りがないか知りたくなります。
こんな場所でも「千本桜」が響いてましたw
何故か刀や長刀やらを持った若者たちが遊歩道で群がって見ていました。
この後、キネマ通りの方をさらっと歩いてきました。
沼津のアーケードも取り払われたので屋根があるのが何とも懐かしい感じです。
写真がない(汗
まとめ
本当に簡単な記事ですね(汗
ドライブして小腹を満たして休憩と散歩をしただけなのであまり記事にできませんでした。
新型コルナウイルスの感染が始まり、イベント事態が中止になったり自粛したりと賑わいから遠ざかっていたのでなんとなくこの雰囲気を懐かしくも楽しく感じる事ができました。
家族の事も考えるとまだまだ屋内のイベントやあまりに人が犇めく場所に遊びに行くのは躊躇われますが、このくらいの賑わいだと手頃に楽しめて丁度良いかもしれません。
それにしても今回は適当に写真を撮ったので載せられるものが少なかったです(汗
おかげで「汗」ばかりです(汗