河口湖に遊びに行ってきました。オルゴールの森をメインにおまけがちょっとです。
薔薇を見に河口湖にあるオルゴールの森を訪れました
今年は諸事情有り、薔薇をあまりゆっくり楽しめなかったので時期が遅れても楽しめる、今年20周年を迎えた河口湖のオルゴールの森に行ってきました。
富士山と薔薇と音楽と
先にも書きました通り、こちらの施設は今年で20周年を迎えていますし、河口湖畔でもかなりの人気観光地なので行ったことのある人も多いかと思います。
一年を通していつも賑わっていますが、やはりこの施設が本領を発揮するのは薔薇の咲き誇る時期であると個人的には思っています。
施設はそれ程広くはないのですが、その分密度は高く、天気の好い日に薔薇の咲く庭を眺めるのは気持ちが良いです。
チケット売り場に行く前にちょと寄り道。
ここからもう薔薇が迎えてくれます。雨上がりなのでまだ花びらが若干垂れていますが、すぐにしゃんとするでしょう。
雨上がりで空気が澄んでいるので緑が眩しいです。紫外線どば~ですw
さて、チケットを買って中に入ります。大人一人1,500円です。
人が多いのでどうしてもレンズ内に入ってしまいます。今回はどうしようもないですね。やはり伊豆の僻地とは違いますw
貸衣装屋さんの前でさっそく撮影されている方がいました。こちらでは華やかな衣装をレンタルしています。
派手な衣装も色とりどりの薔薇の中に溶け込んでしまっています。
そして一歩建物に入ればオルゴールをはじめとする音の世界で溢れいます。こちらはメインホール。
左のオルゴールがあのタイタニック号に搭載予定だったのに突然キャンセルされて生き延びたという、数奇な運命を辿り生き延びたとても強運なオルゴールです。こちらのオルゴールの音色も聞くことができます。
メインホールでは毎日時間をずらして幾つもの演目を行っています。もちろんメインはオルゴールや自動演奏楽器です。
一つの舞台は20分程度で終わりますので飽きる暇もありません。
席の一番前の真ん中には何故か熊さんが。まさかタイタニック号の船長の亡霊――なわけありませんねw
こちらと対を為すのがオルガンホールです。
この建物の壁面には壁一面に渡る世界最大級、日本最大のダンスオルガンが設置されています。
1920年頃にベルギーのモティエ社によって制作されたものです。
現代の技術でオルガンを修復制作し、何と建物自体もこのオルガンを収めるために専用設計されたというこだわりのしつらえです。
演奏自体もパイプオルガンの音色が建物内に朗々と響きますし、壁面を取り囲むように配置された数十体の人形たちが一緒に打楽器を打ち鳴らす光景は微笑ましくもあります。
自動機械なのに音も大きく、打楽器などはもう生演奏ですよね。
こちらでは生演奏に合わせたサンドアートライヴパフォーマンスも行っていました。
二つの建物ではほぼ交代で演目が続いているようです。
その間に空き時間もありありますが、その時間すら飽きさせないようにメインホールの入口にあるオルゴール・オートマタサロンでは展示紹介しているオルゴールを目の前でぜんまいを巻いて動かしてくれます。
精巧な工作機械の動く動作を見ながら音色を楽しみ、傍らで係員の説明を聞けます。
丁寧に見ていると多分この3カ所を見て回るだけで半日は経ってしまいます。
その他にも最初にちょっと出ましたが、入ってすぐには貸衣装屋があり、そちらでレンタルされた衣装を纏った方が施設内を歩いています。
また売店も二カ所有り、それぞれ独立した建て物でこちらも外観からして良い感じです。
こちらではハーブ関係の商品を扱っているようでした。薔薇の絡まり具合が良い感じです。
下の写真の左側に本来ならば富士山があるのですが、この日はしばらく待っても出なかったので諦めました。富士山も入れて写せれば本当に嬉しいんですけどね。こればかりはどうしようもありません。
もう一つはとても大きな建物で中に入るとステップフロアで繋がった広い空間が広がっていました。そこに並べられいる商品たちを眺めているだけでもワクワクしてきます。
2階にはこんなスペースもありました。
オルゴールの森では年間20組限定でウエディングプランがあるようですね。ジューンブライドで薔薇に囲まれ曲を奏でるオルゴールの前での式はなかなかのものかもしれません。少なくとも余所では体験できないものですね。
奥の方にあるオルゴール売り場はさすがにちょっと緊張します。目の保養にはなりますがお土産にしては価格が……
まあ、オルゴールの施設なのですからそれなりのオルゴールを売っていても当たり前なのですが。逆に欲しい人には良いのかもしれませんね。思っていたよりも国産のオルゴールがあるようで、なかなか良い感じでした。
オルゴールの森を歩いて
施設は広くありませんが、密度の高い凝縮感があり薔薇を愛でるには好いお庭ではないかと思います。
入場料は正規の値段で一日1,500円します。ちょっとお高いような気もしますが、中に入ればこの値段もしょうがないかなとも思えます。
何しろ薔薇は手入れに手がかかりますから。逆にお金を取って手入れの悪い庭を見せられるととてもがっかりしますが、こちらのお庭にはそれを感じさせなかったので良かったと思います。
オルゴールの森ではその名に恥じず、ここにしかない巨大なオルゴールや、その他にもちょっとその辺で見ることの出来ない高価なオルゴールの演奏を聴くことが出来ます。それ以外にも生演奏や歌も聴くことも出来ます。一つのステージは短いものの一日の間に幾つもありますのでそれをハシゴすればけっこう楽しめます。
朝から来てお昼を挟んでもこちらにはレストランも入っています。こちらのテラス席は少し高い場所にあり富士山を眺めながら食べられるのが嬉しいですし、時間によっては生演奏にも出合えます。
チケットは一日有効なので再入場も出来て、外の店に食べに出ることも可能で便利です。
ただ特別花が好きでない方、オルゴールなどの機会ものにまったく興味のない方にはかなり辛い施設かもしれません。高いお金払ってもやることありませんから。まあ、そんな方はそもそも近付かないほうがいい場所ですね。
入るときは高く感じるかもしれませんが、これだけの設備を維持するのにはそれなりの経費が必要なのは当然ですし、それに伴い料金が上がるのも致し方ない気分になります。それに河口湖の集客率を持ってしてもこれだけの値段を取らなければならないのだとすると、逆を返せばそれだけの物がここにはあるのだとも言えます。余所だともっと高くなるか潰れているのかもしれません。
オルゴールの森は薔薇の咲いているこの時期に行くと、とてもお得な気分になれます。
じゃあ、それ以外の時期は? と聞かれますと個人的には答えにくいですね。それ以上は察してくださいw
オルゴールの森はネットで検索すればすぐに300円引きくらいのクーポンやチケットがみつかると思います、少しでもお安くしたい方はそちらを利用するのもいいでしょう。
また以前に入館したチケットを持っていけば、オルゴールの森友の会割引で1,100円で入ることが出来ます。ただ1年しか有効期限がないのが残念です。
山梨県民には今年の春に2周年記念で年間パスポートが無料配布されているんですよね、羨ましい限りです。
河口湖 オルゴールの森美術館の駐車場などの基本情報
地図
近隣からのアクセスと駐車場
河口湖大橋を北岸に渡ったら21号西湖方向に左に逸れて湖の方向に進みます。
直進しますと、しばらくして係員の付いている横断歩道があります。
道の左がオルゴールの森で横断報道手前の右側に駐車場の入口があります。誘導員がいると思います。
奥は随分と広いです。
普通車 300台 駐車料金 入館者は無料
公式情報
住所
〒401-0304山梨県南都留郡富士河口湖町河口3077-20
お電話でのお問い合わせ
0555-20-4111 営業時間/9:30~18:00
開館時間
9:30~17:30(最終入館17:00) ※以下の通り、季節により変動
2019年3月1日(金)~7月19日(金) 9:30~18:00(最終入館17:00)
※GW期間、4/11,4/16,5/12を除く
2019年4月11日、16日、5月12日 9:30~17:30(最終入館17:00)
2019年4月27日(土)~5月6日(月) 9:00~18:00(最終入館17:00)
※GW期間中
2019年7月20日(土)~8月25日(日) 9:00~18:00(最終入館17:00)
2019年8月26日(月)~2020年1月14日(火) 9:30~18:00(最終入館17:00)
2020年1月25日(土)~2月29日(土) 9:30~17:30(最終入館17:00)
休館日
2020年1月20日(月)~24日(金)・2020年2月28日(金)
駐車場
普通車 300台/大型バス 30台
※当館に入館されるお客様は無料でご利用頂けます。
駐車場は道路を挟んで向かい側
外部リンク 河口湖の観光なら音楽と花のテーマパーク・オルゴールの森|公式
河口湖のラベンダー(大石公園 八木崎公園)もちょと覗いてみました
現地に行ったついでに確認してきました。
ラベンダーの開花状況
大石公園では一番咲いている辺りを撮ってやっとこんな感じですw
さすがに寂しいです。今週末以降になればもう少しは開花が進んでくるでしょう。家のラベンダーはもうチラホラ終わりかけているので随分と時期が違いますね。
それにしても凄く人が多かったです。海外からのお客さんも多くてかなり混雑していました。せっかく訪れてくれたのにラベンダーにはまだ早いし、富士山には雲がかかっているしで何となく申し訳ない気分に。自身も見られない仲間なのですがw
八木崎公園の方はもっと悲しい感じですw まだ青々としていました。
こちらは大石公園とは逆にとても空いていますね。そして確実に日本人の方が多かったです。やはり北岸からの富士山の眺めに比べると富士山との間に余計なものが入って写真が撮りにくいせいもあるのでしょう。 でもラベンダーの数ならこちらの方が沢山あります。
薔薇との両方を狙いたいところなのですが、時期がやはり若干ずれるので難しいです。でも薔薇もわりと良く持ちますから、これからならまだ両方同時に楽しめるチャンスはあるかもしれませんね。あとはお天気次第です。
公園やイベント情報はこちらで確認してください。
ハーブ庭園 旅日記 富士河口湖庭園も覗いてみました
河口湖ハーブ庭園にも行ってみました。
2018年11月に新規オープン!
こちらは139号から河口湖方向に入ってすぐの所に昨年の11月にオープンしたばかりの施設です。
入場無料とのことなのでちょっと帰りに立ち寄ってみました。
敷地に入るとすぐに大きな石が庭に置かれ不思議な雰囲気でしたが、どうやら以前は宝石の森という施設の跡地のようです。その為、そのころからある石が置かれているみたいですね。
わたしは訪れたことなかったのですが、一緒に行った者が入口近くのある石を見て以前に触ったことがあると言っていました。何でも6000万円の石だとか。
まだ整備されたばかりで綺麗ですが、植物の植え込みもまだ新しい感じでちょと落ち着きはない感じでした。でもその辺は時が経てば落ち着くでしょう。
温室には名前の通りそれなりにハーブもあり、実際に葉に触れて楽しむことが出来ます。数はそれ程でもないですが家にはない植物が多くて楽しいです。
身近な物からパインとかカレーとかの香りのするハーブもあり、実際に手に触れて一つ一つ香りを楽しむことが出来ました。ステビア?の葉っぱもむっして試食し甘味を確かめたりも出来ました。
温室には係員が常駐しているようで他にお客がいないこともあって付きっきりで説明してくれました。
巨大なアザミのような植物があったのですがアーティーチョークのようです。こんなに大きいの?
丘の上に登ると展望台があります。ただこの日は富士山も出ていなかったのでパス。
ちなみに入場料大人一人500円です。
帰りはさくらともみじの木が交互に植わった坂道を下り戻ります。春と秋に良い感じになるかもしれません。
帰ろうかと思いましたが売店前で先程温室でハーブの説明してくれた係の人が売店に誘うので何となく入ります。
中にはハーブ関係などのお土産物が沢山。そして店員もけっこうな数がいてビックリ。
テーブルに案内され飲み物を頂きました。至れり尽くせりです。えっと、無料だよね、ここ?w
あとで調べたのですが、何とこちらどうやら山梨県の有名企業 英雅堂系列の施設でした。
宝石からワイン(お向かいの赤富士ワインセラーも)、お土産物屋や食堂など幅広く経営し、なるさわ道の駅のなるさわ富士山博物館などもこちらの系列です。
そしてハーブもやっていたのですね、今回初めて知りました。
だからあんなに店員が一杯なのかと、ちょっと納得。帰り際にはツアーの団体さんと擦れ違ったので、その接客のために待機していた人たちもいたのかもしれませんね。
展望台にも登らなかったのでその分、お土産を買って帰りました。
こちらの施設は展望台からの見晴らしは良さそうなので、天気が好くて富士山が良く出ているのなら、話のネタに一度くらいは登ってみてもいいかもしれません。
売店の方はのんびり買い物を楽しみたい方にはちょっと辛いかもしれませんよ。
河口湖ハーブ庭園の駐車場などの基本情報
地図
近隣からのアクセスと駐車場
139号から707号を河口湖大橋方面に曲がります。
曲がってから左側の一番はじめにある施設です。広い駐車場があるのですぐに分かります。
赤富士ワインセラーの斜め向かいです。
駐車場 自動車300台 無料
公式情報
住所
〒401-0301 山梨県南都留郡富士河口湖町船津1996
TEL 0555-83-3715 FAX 0555-72-3900
営業時間 9:00〜18:00(最終入園17:30)
料金 入園無料
定休日 年中無休
駐車場 無料(大型バス10台/マイカー300台)