西伊豆町 田子瀬浜海水浴場でシュノーケリングしてきました
サンゴの繁殖する海水浴場
9月に入ってもあまりに暑い日が続いたので富士山に行こうか海に行こうかしばし考えて海にしました。
この時期あるあるの悩みですがよく考えると贅沢な選択肢ですねw
というわけで比較的近い場所という事で今回は田子瀬浜でシュノーケリングしてきました。
田子瀬浜海水浴場はその名通り、西伊豆町の田子地区にあります。
夕日が綺麗で有名な大田子海岸ですが、瀬浜は湾の反対方向の先っぽです。
たどり着くまでの道は結構狭いので対向車がいないか確認しつつ進みますと突き当たりに駐車場があります。
田子瀬浜海水浴場に到着です。
海水浴場といっても狭い石浜があるだけの場所です。
一応この時期でもトイレは使えますが、シャワーはシーズンオフで使用できないようになっています。
売店もありますが、営業している?
写真は――忘れました(汗
ここは浜はともかく海の景色が良いところなのでカメラのフレームは自然とそちらを向いてしまうのです。
いざ田子瀬浜の海へ
写真に写るは尊之島。
湾の入り口付近に浮かぶ島でこの島と海水浴場のある陸の間には防波堤が設置され、完全には塞がれないものの外海とは切り離された状態であり、島までの間の海域はかなり穏やかな海となっています。
この区域は海底も浅く、砂地にゴロタ石が転がっているような地形です。
また浜の両脇、向かいの尊之島の岸は岩壁となっていて海底まで繋がっています。そこから剥がれ落ちた柱状節理が散乱した場所もあります。
その他にも尊之島側にはほどよい深さに大きめの石が転がっている場所もありそれなりに海の中の景色に差があります。
水温は高めです、入っても冷たく感じません。まぁ、暑い日でしたが……
汀から1mほど水深30cmほどのところに座るとすぐ手元に小魚たちが群れています。
波もありませんし、小さなお子さんもこれなら簡単に観察できます。
ただ大人にはちょっと物足りないですね。やはりメインは向かいの尊之島付近です。
浜から島までの距離はおよそ100m位でしょうか。浅瀬ですが足が付くほどではありません。
また外海に出ずに島の周囲を巡ると向かって右側に100m位、左側に50m位とシュノーケリングできる区域もそれなりに広いです。
もちろん岸の両側もそれなりに見て回れます。
ただ向かいの尊之島に行く方が冒険心を満たしてくれるのではないかとw
ゴロタ石の海底の所々にこんな小さな魚たちが群れています。
田子瀬浜の尊之島付近
海の中は砂地という事もあり完全なクリアは難しいかもしれません。
それでも場所によって潮の流れが良く透明度の高い場所もあります。
ソフトコーラル含めサンゴも見られます。
テーブル状に発達したものもたくさん見かけます。ただ大きなものは死滅しているようなのが多く残念です。
また必然的にサンゴの本体であるポリプを食べるチョウチョウウオやカワハギの仲間などの魚も多いのかもしれません。
魚もサンゴも絶対数は多いのですが、何しろ泳ぎ回る区域が広いので全体的には密度が低く閑散としているともいえます。
自分で好きなポイントを見つけて重点的に遊ぶのが良いかもしれません。
尊之島の向かって右側には外海に通じているトンネルがあったりします。
泳いで向こう側に抜ける事もできます。私は流されて岩に身体をぶつけると痛いので行きません。本当に波の力は強いので煽られてぶつけると痣ができたりするんですよ。
先ほども書きましたがこちらでは尊之島で遊ぶ事が多くなるかと思います。
その際に潮が満ちていなければ最初の写真の左側の白い部分に砂浜があるのでそこで休憩を取る事もできます。
ソフトコーラルも綺麗です。もっと密集してくれていると嬉しいですが、贅沢か……
なにげにガンガゼも多いですね。
ここで遊ぶ注意点として、島との間をけっこうな頻度で船が通過します。
ダイバーを乗せた小型船がダイビングスポットへの往復にこちらを横切るようです。
そのため島との往復の際は小型船が来ていないか確かめてから渡るようにしてください。
船が来るときは姿は見えなくてもモーターの音がするのでしばらく待って船が通過するのを確認してから渡ると良いかと思います。
田子瀬浜 まとめ
こちらでシュノケーリングして遊ぶと距離的には落居海岸の島まで往復するくらいは泳ぐ事になります。
ただ湾内で囲まれていて安心感はありますし波は静かで、島側に休憩できる場所もありますから比較的楽ではあります。
そんな環境なのでライフジャケットを使用するなど気をつければ子供でもある程度安心して遊べます。
ただ縞までの往復時に船の往来には気を配ってください。
広いですが捜せば生き物を観蹴る事ができます。伊豆で定番の魚はここで観られるでしょう。
透明度はそこそこかと思います。
ヒリゾや落居のような最高な場所はともかく、南、西伊豆のある程度透明度の高い場所と同じ条件を期待するとがっかりするかもしれません。
底は砂地ですし穏やかな湾内なのでそれ相応と思っていてください。
ただ島の左側の水路のような場所は外海と流れが繋がっているので条件が良ければけっこう綺麗な状態を体験できます。そこそこの深さなので大きな魚もいたり素潜りも楽しいです。ただ場合によっては外に引っ張られる流れも発生するのでフィンは忘れずに。
田子瀬浜の駐車場などの基本情報
地図
近隣からのアクセスと駐車場
136号を土肥方面から南下して安良里を過ぎると田子漁港右折の看板があるので信号機で右側の道を降ります。
道なりに進み大田子海岸の入り口のある交差点を左折。隧道を向けて十字路を右折。
海に出ると「潮騒の塔」と書かれた水門にぶつかります。そこを左折して後は道なりに進みます。
細くなって心配かともいますがとにかく突き当たりまで進みますと駐車場に出ます。
駐車料金 夏期シーズンは2,000円 要予約(2022年度)
※シーズン期間は公式サイトで確認してください。
公式情報
住所 静岡県賀茂郡西伊豆町田子
西伊豆町観光協会 TEL.0558-52-1268
外部リンク 西伊豆町観光協会 – 西伊豆町観光協会
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