ふじ楽いず楽

富士山周辺と伊豆の観光スポットや遊ぶところを紹介するブログです

西伊豆 つば沢海岸でシュノーケリング

西伊豆 堂ヶ島のつば沢海岸でシュノーケリングしてきました

堂ヶ島の行きにくい海岸

 

つば沢海岸

つば沢海岸

 

西伊豆堂ヶ島のつば沢海岸はとても足を運びにくい海岸です。
何しろ海岸と陸側の間にホテル堂ヶ島ニュー銀水がありますから。

一応、歩いて行けないことはないのですが、陸側は136号沿いから海岸まで高低差60m位坂を下らなければなりませんし、車両で入る事はできません。
また車を駐められる場所も入り口から少し離れています。
結果としてホテルのプライベートビーチのような状況になっていて宿泊しないと利用しにくい海岸です。
まぁ、ホテル利用でも海岸までは30m以上階段を下らなければなりませんけど……

 

つば沢海岸の海の中

 

今回はあまり海の状態はよくありませんでした。

7月の後半には沼津の大瀬海水浴場で山からの濁流が流入してしばらく利用できない状況になっていましたし、西伊豆でも災害はなくともかなり陸からの雨や泥が沿岸部に溜まったものと推測されます。


そんなこともあり訪れた日も濁りは多かったです。
またそれほど風は感じなかったものの湾内にはけっこう波が入っていました。
少し沖に出ただけで揺られてシュノーケリングし難い状況でした。

普段ならあまり楽しめませんし写真もアップしないのですが、こちらの海岸は足を運びにくいので記録として写真を残しておきます。

写真はアクションカムの動画からの切り出しです、画質も相応のものですがご容赦を。

 

つば沢海岸 海に向かって左側の岩場から

 

環境としては天草などにも藻が繁殖している事から普段はかなり穏やかな海かと思われます。あまり流れのない水温高めのゴロタ石の浅瀬の雰囲気が広がっています。


濁っていて視界はよくなかったですが、それなりに魚を見る事はできました。
魚は海に向かって左側、岩場付近が多いかな?
種類は伊豆の海でいつも見るものが確認できます。

 

まずは定番のオヤビッチャ。

オヤビッチャ

オヤビッチャ

右側のしましまの方です。

どこに行ってもうろちょろしています。小さいですが色が派手なのでよくみつかります。

ソラスズメダイもいましたが、思ったよりも少なめでした。

 

ソラスズメダイ

ソラスズメダイ

 

もう少し水中で遠目が利けば発見しやすいのですがこの日は仕方ありません。

 

ソラスズメダイの大きな群れは見かけませんでしたがクロホシイシモチのけっこうな群れはいました。

 

クロホシイシモチ

クロホシイシモチ


この日はクロホシイシモチを最も多く見かけたかも。

 

岩場ではもちろんニシキベラが一杯。

 

ニシキベラ

ニシキベラ

右手前のです、その奥の平たいのは何だろう? 逆光でよく分かりません。


下の写真の左下にチョウチョウウオ。

 

チョウチョウウオ

チョウチョウウオ

 

すぐに逃げてしまうのでなかなか上手く撮れません(汗


カゴカキダイもいました。この辺も定番ですね。

 

カゴカキダイ

カゴカキダイ

 

こちらも黄色と黒の縞々で目立ちますね。

タカノハダイもちょっと深めのところを泳いでいます。

 

タカノハダイ

タカノハダイ

 

 

下の写真はフエダイ? スズメダイの仲間?

 

フエダイ?

フエダイ?

 

 

左上にトラフグの稚魚です。

 

トラフグの稚魚

トラフグの稚魚

遠州灘はトラフグの産地です、下関にも出荷しています。

 

キタマクラ

キタマクラ

 

キタマクラの稚魚もよく見かけます。このサイズでも触ったら危ないのかな? まあ、素手で捕まえられるほどのろまではないですがw

そういえば好きなハコフグの稚魚はこの日は見かけませんでした。

 

 

つば沢海岸 海に向かって右側

 

海に向かって右側は海面上も崖になっていますが、波の下もまた海底まで切り立つ岩場が続いています。

こちらでも魚は見られますが、やはり岩場の方が浅くて数も多いので子供と一緒に見るのに適しているでしょう。

 

崖に沿って泳いでいくと岩の窪に魚が身を寄せていたり張り付いた海藻が波で揺れている光景が続きます。

 

海中

海中

上の写真はたまたま写った海中の様子。奥の岩場がどうなっているのか気になります。

左下は赤藻? 右下は動画を見るとイソギンチャクのような揺れ方をしていたので気になります。

 

しばらく進むと岩場の下の方にキクメイシサンゴが張り付いています。けっこう成長してます。

 

キクメイシサンゴ

キクメイシサンゴ

 

さらにその先に進むとエンタクミドリイシが確認できました。
大きさは30cm以上はあるようです。

 

エンタクミドリイシ

エンタクミドリイシ

 

深さは3m位かな? この日は満ちていたので干潮時にはかなり浅い場所で見る事ができるかもしれません。
ただかわいそうな事に一部白化していますね。
何が原因なんでしょう?
海水温の上昇でサンゴが白化する事例は多いですが、ここは伊豆の海ですし……
冷たい水が流れ込んだのか病気なのか?
気になりますがわかりません。

 

つば沢海岸まとめ

 

とまぁ、つば沢海岸の記録です。

それほど広い湾ではないですが、条件が整えば普段はもっと波は穏やかだろうし西伊豆なのでもちろん透明度も高いかと思います。
また魚も伊豆の岩場で眺められる代表的な魚は見られますから子供連れでシュノーケリングを楽しめるでしょう。
何よりすいているのはこのコロナ禍ですと良いですね。

 

こちらを利用するにはやはりニュー銀水に宿泊することをお勧めします。
ちょっと値が張りますが……

こちらのホテルはプールが利用できる期間は、チェックインは14時ですが駐車場やプール、風呂場などは13時から利用できます。
つまり早くホテルに入ってその日から遊べます。
また翌日も部屋のチェックアウトは10時ですが、プール、大浴場、ラウンジ、駐車場などの施設は13時迄利用できます。

ただ大浴場は9時半から11時迄は清掃時間でした。
ですから翌日は朝食後チェックアウトし、荷物は車へ、大浴場で着替えてプールと海で遊んで11時以降にお風呂で身体を流してからホテルを出る事も可能です。

何だか海よりもホテル案内みたいになってしまいましたw

 

さらに海岸について云うと、つば沢海岸は悪くはないのですがこの周辺のごく普通の海岸です。日帰りで遊びたい人にはご近所の浮島海水浴場、田子瀬浜海水浴場、もしくは乗浜海岸の方が気軽でよいかもしれません。
環境的にはそう変わらないですし……

ただニュー銀水に宿泊するなら部屋から水着で行けますし、帰りは大浴場に直行できて遊びやすいです。
ホテルだけで完結できるので宿泊しつつ海やプールで遊びたい場合にはよい場所かと思います。

 

つば沢海岸の駐車場などの基本情報

地図

 

近隣からのアクセスと駐車場

136号を土肥方面から南下して堂ヶ島公園少し手前、右手に堂ヶ島ニュー銀水はあります。

一応、駐車場入り口脇から下に降りる道はありますが、一般の方は侵入禁止になっていたかと思います。

 

堂ヶ島ニュー銀水を利用の場合はホテルの駐車場に無料にで駐められます。

※13時から翌日の13時迄

それ以外で行こうと思うと堂ヶ島公園の駐車場を利用する事になるでしょう。

※駐車料金は無料

 

公式情報

住所 〒410-3514 静岡県賀茂郡西伊豆町仁科2977

 

公共の情報はありませんので少しは情報のある堂ヶ島ニュー銀水へのリンクを張っておきます。

外部リンク 堂ヶ島温泉 堂ヶ島ニュー銀水【公式】|西伊豆|宿泊予約