ふじ楽いず楽

富士山周辺と伊豆の観光スポットや遊ぶところを紹介するブログです

富士山 宝永山散歩

富士山富士宮口5合目から宝永山山頂へ

富士宮口5合目駐車場から

 

富士山富士宮口5合目

富士山富士宮口5合目

 

今年の夏は登山予定があったので夏の初めに身体の調子を見るために宝永山まで登って来ました。

駐車場の富士宮口の入り口の先に樹林帯を抜けて宝永山に直接繋がる登山道があります。木立の中を30分ほど歩きますと宝永山第2火口縁に出ることが出来ます。

この時はガスって来たのでルート上での写真はありません(汗

 

宝永山第1火口から馬の背を目指す

 

宝永山第1火口登り1

宝永山第1火口登り1

宝永山第一火口を過ぎてから雲がとれてきました。

ここの登りが凄いザレ場です。一歩登っても半歩は戻るような感覚で遅々として進みません。よく案内で火口から馬の背まで45分とありますがそんなに早くは登れません(汗 普通の人はもう少し時間がかかると思って焦らずに登ってください。

宝永山の山頂が目的の方は、馬の背を経ずに途中で直接向かえる分岐があるのでそちらへ折れてください。

 

馬の背から宝永山山頂へ

 

宝永山第1火口登り2

宝永山第1火口登り2

 

馬の背に出ました。

予定ではここから御殿場口登山道に合流し宝永山の上、7合5勺を目指す予定でしたが、ご覧のように雲が登って来たのでやめておきました。宝永山山頂を目指します。

 

宝永山山頂1

宝永山山頂1

宝永山山頂方向に馬の背を歩きます。下は見えませんが如何にも山の上という感じでこれはこれで良い景色です。

 

宝永山山頂2

宝永山山頂2

下から雲が迫って来ます。

手前の色が違う岩、これは古富士が露出したものだと言われていました。

それが夏に放送されたブラタモリを見ていたら専門家の方が実は間違いでした、てへペロッ(そんな言い方がしていない)て言っていてショックを受けましたw

実はこの部分も宝永山噴火の時の放出物だったそうです。じゃあ、小富士はどうなったの?と思っていたら山体崩壊してなくなっちゃったとのこと。今でもその一部が確認できるのは富士山須走口のグランドキャニオンだけだとか。

 

宝永山山頂3

宝永山山頂3

宝永山の山頂から富士山山頂方向を振り返りますが、真っ白です。どんどん雲が上がってきています。

 

宝永山山頂4

宝永山山頂4

 

南の空は青く見えていますが下界の様子はわかりません。雲の上の世界です。

と、思っていると……

振り返ってびっくり!

 

宝永山山頂3

宝永山山頂からの富士山

 

山頂で休んでいたら急に雲が晴れだしました。

さっきまでまったく見えなかった富士山頂が顔を出してくれています。

うおおおっ!て感じです。毎日のように見ている富士山ですがやっぱりこういう一瞬って盛り上がりますね。

 

宝永山山頂帰路

宝永山山頂から富士山山頂

 

宝永山から帰路へ

 

富士山を正面に見ながら歩くのは素晴らしい景色です。

 

富士山山頂

富士山山頂

 

噴火口の縁の造形も凄いです。大きくて荒々しくて自然の力のすごさを感じさせてくれます。

 

 

富士山山頂2

富士山山頂2

 

馬の背を途中まで戻ると第1火口に直接降りられる道があるのでそちらのルートへ向かいます。

 

第1火口

第1火口

 

下りは馴れているととても楽です。ザリザリと足が沈んでいくのでそれに任せて滑り落ちるように降りていけます。

 

第1火口2

第1火口2

特殊過ぎて下山の練習にはなりませんが(汗

 

第1火口3

第1火口3

噴火口の中を次から次へと雲が上がって来ます。

 

第1火口4

第1火口4

最終的にはガスの中……

カメラをしまって来た道を駐車場まで戻りました。

 

宝永山散歩まとめ

 

最近は宝永山に人気が出ているのかな? テレビなどで取り上げられるのを見ることがあります。

個人的には宝永山は好きな場所です。富士山頂を目指す気はあまりありませんが富士山の山体には他では味わえない景色の良いところや自然の迫力を感じさてくれるところがあるので余所から来た人にも味わってもらいたいです。山頂まで登るのは疲れて面倒なだけですし――おいっ!

もすぐ開山期間は終わります。

最近は不慣れな人が閉山期に山頂を目指して迷惑をかけることが多発していますができるだけ止めた方が良いかと。富士山には山頂を目指す以外にも楽しみ方がありますのでそういうものを見つけてもう少し気楽に楽しめる遊び方をしてください。

 

宝永山の地図

 

 

宝永山へのアクセスと駐車場

富士山スカイライン、富士宮口5合目駐車場が一番近いです。

駐車料金は無料

※開山期間中はシャトルバスでしか行けません。