ふじ楽いず楽

富士山周辺と伊豆の観光スポットや遊ぶところを紹介するブログです

弓ヶ浜からタライ岬へ

弓ヶ浜からタライ岬まで散歩をしてきました

 

といっても時期は11月の事ですが……

秋には紅葉の記事を連発してその後は年末に向けて忙しく、正月を挟んで緩みきっていてイベとぴの方は何とか更新していましたが本ブログを書く気になりませんでした(汗

また足首を痛めて最近は遊びに出かけられません。おかげで更に記事更新が滞っています。
そんな状態ですが、ようやく記事を更新する気になったのでまとめてみました。

 

弓ヶ浜を出発

 

弓ヶ浜

弓ヶ浜

 

 

弓ヶ浜の宿にチェックインした後にタライ岬まで散歩に出かけます。

一応、手持ちの資料によると弓ヶ浜から逢ヶ浜まで10分、逢ヶ浜からタライ岬への分岐まで30分、そこから岬まで10分で目的地の盥岬へ着くようです。

 

日の短い時期なので隣の逢ヶ浜まで付いたときにはすでに少し陰ってきていました。

 

逢ヶ浜

逢ヶ浜

 

タライ岬への遊歩道入り口

 

そのまま浜沿いに歩いて浜の向こう側の遊歩道の入り口に。
浜から階段で登ります。

 

盥岬 遊歩道

盥岬 遊歩道

 

 

そしてまた階段を登ります。往きはほとんど登りです。

 

 

盥岬 遊歩道

タライ岬 遊歩道

 

タライ岬への分岐

 

タライ岬への分岐に出ました。

 

盥岬への分岐

盥岬への分岐

 

 

このまま遊歩道をまっすぐ進むと田牛海岸へと抜ける事ができます。


以前に田牛側から遊歩道へ訪れようとした事があります。
途中の道路は狭いです。

特にトンネルが細くて大きな車は通り抜けられるのか不安になる場所でした。突き当たりにはそれなりの駐車場があるで行けなくはないとは思いますが。

その時は遊歩道の入り口付近にスズメバチがぶんぶん舞っていたので歩く事を諦めました。
タライ岬まで歩くのなら多少は整備がマシな弓ヶ浜側から行く方が無難かと思います。

 

ここからタライ岬への経路が3つあります。
何でそんなにと思われるかもしれませんが、一つは健脚コース、二つ目はらくらくコース、3つ目は海岸コースになります。

健脚コースは尾根を越えていきます。

らくらくコースはわりと平坦な道を行きます。

海岸コースは波打ち際まで一度降りて再度タライ岬まで登るコースです。

らくらくコースとはまるで私のために用意されたような名前でそこを進みたいところですが、ここはあえて健脚コースへ!
何しろこの散歩の目的は夕食へ向けての腹ごなしですから、よりカロリー消費の多い方へw

 

盥岬 健脚コース

盥岬 健脚コース

 

 

健脚コースはやっぱり上り坂です。
ただこのコース、尾根を乗り越えるだけのコースです、ただそれだけです。尾根に出れば多少は視界が開けますが正直、たいした事ありません。

 

盥岬へ

盥岬へ

 

登って降りた先はらくらくコースと合流します。

 

盥岬 合流

盥岬 合流

 

 

道は合流してそのままタライ岬へ続きます。

照葉樹の茂みの先にベンチが見えました。

 

照葉樹の茂み

照葉樹の茂み


タライ岬へ到着です。

 

タライ岬

 

盥岬

盥岬

 

タライ岬は伊豆七島が眺められる景色の良い場所です。まぁ、石廊崎みたいなものです(汗

現在、石廊崎へは駐車場から楽に行けるようになったのでこちらの人気は更に下がるような気もしますが、その分、人がいなくてのんびりできる場所になっています。

 

伊豆諸島なども見渡せますが、正面には神子元島の灯台が見えていますね。

 

神子元島の灯台

神子元島の灯台

 

 

昨年、放送された日本沈没(小松左京とか懐かしすぎます)で最初にスロースリップで崩壊して沈没した島がありましたが、伊豆沖でこの規模の灯台が建つなどの条件からこの神子元島がモデルだと思います。

タライ岬からは他にも沖合を行き来するタンカーなどの大型船がよく見えるのでボーとしばらく眺めていました。

 

タライ岬の夕日

タライ岬の夕日

随分と日が傾いてきたので帰路につく事にしました。

 

タライ岬 海岸コース

帰りは海岸コースで戻ります。

ひたすら海面を目指して降っていきます。

 

タライ岬 海岸コース

タライ岬 海岸コース

 

向かいの海岸には大穴が見えますが、こちらは三ヶ月の大洞と呼ばれる穴です。一度行ってみたい場所ですが、陸側からだとなかなか行くのが難しそうです。

 

タライ岬 海岸コース

タライ岬 海岸コース

 

 

海岸コースは本当に海岸の岩場を歩かされます。
これ、海が荒れていたり満ち潮だとコースが潮をかぶったり沈んだりしていて歩けないかもしれませんね。
あんまり潮の高いときや荒れているときはこのコースは歩かない方が良いでしょう。

 

海岸から森の中に入ると再び階段。

 

盥岬 ウッドデッキ階段

盥岬 ウッドデッキ階段

 

ここからはウッドデッキの階段が多いのでわりと歩くのは楽かもしれません。

ただ一度海岸線まで降りているので元の高さまで登らなければならないです。

そして逢ヶ浜ではまた浜の高さまで降りなければなりません。登ったり降りたりと面倒なコースです。

 

階段の先では盥岬の分岐で合流し逢ヶ浜方面へ来た道を戻ります。
逢ヶ浜に出た頃には更に日は傾いていました。

 

 

逢ヶ浜 夕日

逢ヶ浜 夕日

 

 

好い夕日です。

弓ヶ浜ではもう日が山の陰に入っていたようです。

 

弓ヶ浜の夕日

弓ヶ浜の夕日

 

この後は宿に戻り温泉に入ってさっぱりした後、夕食を頂きました。

久しぶりのせいろ蒸しの伊勢エビに日本酒で最高でした!

 

 

まとめ

 

タライ岬

タライ岬

 

タライ岬への散策コースは上り下りはありますが、比較的簡単な経路です。
道に迷う心配もありません。ただ階段が多めなので足を上げるのが苦手な方は気をつけてください。

私が訪れたときには、雨による土砂の流出か、階段に土が溜まったり、抉れたりと整備状況が芳しくない場所もありました。

高低差はぼちぼちありますが基本的には簡単な道ですし、1時間半から2時間あれば往復できるほどよい散歩コースかと思います。
ただ前述したように一部足場の悪くなっている場所もありますので、あまり足下が軽装過ぎるのもやめた方が良いかと思います。
伊豆ではとんでもないところをハイヒールで歩いている方を見かけたりしますので……

けっこう辺鄙な場所なので気をつけて遊んでください。

 

訪れた去年の秋から年末までは新型コロナが一段落していた時期でとても良いときでした。
現在はオミクロン株による感染拡大の真っ最中で、日常生活にも気を遣う日々が続いてちょっと息苦しいですね。
ただ対策を怠るとこれまで以上に感染リスクが上がるので気を抜く事はできません。
また、個人的には足首が痛くてあまり激しく動けないので気が滅入ります。

はやく少し落ち着いた日常に戻りたいです。

 

タライ岬の駐車場などの基本情報

地図

近隣からのアクセスと駐車場

弓ヶ浜に出る青木さざえ店の交差点を左に。

トイレなどのある建物の脇に駐車場があります。

基本、無料(夏期は有料

 

そこから更に道を奥に進むと逢ヶ浜に出て、浜の向こう側に遊歩道の階段があります。

 

公式情報

タライ岬

〒415-0152 静岡県賀茂郡南伊豆町湊

 

一般社団法人 南伊豆町観光協会

〒415-0303

静岡県賀茂郡南伊豆町下賀茂157-1

営業時間 9:00〜17:00

Tel :0558-62-0141 FAX:0558-62-1319

Mail  :wbs92126@mail.wbs.ne.jp

外部リンク 南伊豆町観光協会