ふじ楽いず楽

富士山周辺と伊豆の観光スポットや遊ぶところを紹介するブログです

熱海 海沿いスポット(お宮の松と貫一お宮之像、海光町の石畳、錦ヶ浦など)

熱海に行ったときに断片的に足を運んだ場所を纏めてみました。お宮の松と貫一お宮之像はともかく、ほとんど観光スポットというほど大袈裟なものではなく、それでも熱海の風景の一部でるあると思われる場所を綴ってみます。熱海観光をするときのコース選択の足しにしてください。例えばここはいかなくていいかな、とか……マイナス思考(汗

まずは北の方から行きましょう。こちらは走り湯を訪れた際にちょっと寄った場所になります。
地図を見ていますと観光スポットらしき場所があったので廻ってみた場所です。

 

熱海市指定文化財 天然記念物 伊豆山のバクチノキ

伊豆山バクチノキ

伊豆山バクチノキ

えーと、木です。他に何と伝えればいいのかw
いえ、まあ、現地に立てられていた案内板はこうありました。
「バラ科
目通り幹囲1.85メートル。
樹高21メートル。
別名をビランジュ、サルコカシ、
葉柄に密せんがある。
花期は九月から十月で
ふさ状の白花が密生する。」と。

バクチノキは樹皮が剥がれやすく、剥がれた跡が赤褐色または紅黄色になり、これを博打に負けて丸裸にされた状態に例えてバクチノキと名が付いたようですね。
確かに幹は皮が剥がれて赤っぽく見えています。

こちらの木で代表的なのは、わりと地域としては近めな神奈川県小田原市早川にある「早川のビランジュ」と呼ばれるバクチノキの大木があるようです。こちらは根本の周囲は6メートルになるというのだからそれは見事なものかと思われます。

それに比べますと些か小振りであり、熱海市指定文化財の天然記念物だといわれても……
木自体もそれほど珍しいものとも思えませんし、そもそも生えている場所が急斜面の途中というとても半端な場所で下の道路から見上げるしか無く、しかもその場所もカーブの途中で車も駐め難く観察し辛い場所です。正直なところ素人目には何でわざわざ指定したのか理解できません。天然記念物だからと期待しすぎると周囲の雰囲気を含めちょっと残念な気持になってしまいかねません。

或いは熱海ではここにしか生えていない珍しい木なのでしょうか? それならばまあ、分からなくもないのですが、何となく小田原に無理に対抗意識を持ってしまったのではと穿った見方をしてしまいかねません。

訪れたときには花はありませんでしたが、開花の時期に見ればまた印象が異なるものなのでしょうかね。

 

基本情報

地図

 

 近隣からのアクセスと駐車場

135号から走り湯に降りる道の途中、伊豆山港よりも手前にあります。

駐車場はありません。カーブのところが広いのでそこに一時停止してさっと見ていくか、走り湯の方に駐めて歩いて見に来るのが良いでしょう。

 

 

 北条政子の逢初地蔵堂

逢初地蔵堂

逢初地蔵堂

地蔵堂としては立派なものかと思われます。
来歴としましては、元歴元年(1184)に源頼朝の長女大姫が病気になり、その平癒祈願のために北条政子が、経文を書いた紙を練って地蔵尊を作り、逢初地蔵堂に祀って延命祈願をしたと伝えられています。
延命地蔵尊は二体作られ、一体は逢初地蔵堂に、もう一体は頼朝旗揚げのときに走り湯山常行堂に納められたそうです。

こちらも地味ではありますが、源頼朝所縁の場所や、熱海の歴史探歩するのなら訪れてみても良いかもしれませんね。

 

基本情報

地図

 

近隣からのアクセスと駐車場

こちらはバクチノキの上の方、走り湯から伊豆山神社参道を登り、外宮跡地手前の所で交差する脇道を左に行き、突き当たりを右に行き135号手前にあります。

駐車場は無いので走り湯を訪れた際にか、伊豆山に登る途中で立ち寄るのが無難です。

 

時が止まる 海光町の石畳

石畳1

石畳1

こちらの海光町の石畳は戦後にGHQがイギリス軍の工兵隊に花崗岩のブロックを敷かせた造らせたという、ちょっと変わった歴史のあるものです。GHQのお偉いさんの保養所もしくは別荘のためにでも道を造らせのたのですかね?

この一角の入口に古びた建物がありました。旧横須賀海軍鎮守府海軍高等官保健所「水光荘」というのが名称のようです。山本五十六の別邸でもあったようです。
実は下調べが十分ではなく、随分古そうな建物だと思いながら横を通り過ぎてしまいました。写真にも収めていなくて残念です。
この路地に入るすぐに足許は当時からの石畳なのですが、正直なところごつごつしていて歩き難いです。車で走るのも嫌だなと思うような道でした。
ただこの一角はまるで時の流れが遅いような独特な雰囲気が漂っています。道は突き当たりで右に折れてその後左に。
正面に石畳のかなり急な下り坂が続き、両側に高い石垣が伸びています。こちらの地区は石垣も凄いです。

石畳3

石畳3

 ここまで来ますとこの辺りの尋常ならざる雰囲気が色濃くなります。まるで時が止まってしまっているようにも感じられる静寂さ。静閑な高級住宅地といった空間になります。
それもそのはず、この近辺には野村塵外荘(野村証券創始者別邸)、惜檪荘(岩波書店創始者別邸)などもある歴史ある別荘地となるらしいのです。

石畳の道はその先で二手に分かれますが、ぐるりと回って繋がっているのでどちら廻りでも好きな方を選択してください。
自分はそのまま真っ直ぐ坂を下ります。道は傾斜を増し湾曲し、足許の石畳もごつごつしていて足を取られそうです。でも視線を上に向けるとすぐ近くに海が見えます。海辺を走る熱海ビーチラインを見下ろす立地で素晴らしい展望です。

石畳4

石畳4

白色の大きな建物が見えますがこちらが塵外荘ですね。昭和14年竣工、RC3階とのことですが、外観からは手入れも行き届いていてとてもそんな古いものは見えません。

道は真っ直ぐ続き坂を上り、カーブしてまた坂を登ると二手に別れた地点に戻ります。

石畳2

石畳2

車で廻ることもできますが、道が悪いのでお勧めしません。それに歩きの方がこの場所の雰囲気を感じ易いと思いますのでせっかく訪れるのなら自分の足を使ってみましょう。また周囲は観光地ではなく私邸ですので住民のみなさんに迷惑をかけないように心がけてください。

 

基本情報

地図

 

 近隣からのアクセスと駐車場

こちらは伊豆山よりも135号で南に下ります。熱海駅付近よりも手前ですね。
横断報道があり路面が赤く塗装されている場所があります。そこに海側に下る道がありますので入ります。逆からですと少し手前にやは
り同じように海側に下る道があります。
すぐに合流して更に下ります。左折する細めの道がありますが、そこから石畳は始まっています。角の建物が「水光荘」です。

駐車場はありません。
車は135号から下った場所が少し広いので短時間なら駐車できるかと思います。
自転車はリムを傷める心配があるので石畳に入らない方が無難です。バイクは大丈夫でしょうが、あまり音の大きいものは遠慮した方が良さそうです。

 

 お宮の松と貫一お宮之像は熱海を代表するスポット

言わずと知れた熱海の名所であり、熱海といえばまずここが紹介されるのが常です。
でも実際のところこちらの像のモデルとなっている尾崎紅葉の「金色夜叉」を読んだことがある人はどのくらいいるものなのでしょうか?
「金色夜叉」は尾崎紅葉が明治時代に連載した小説から始まっています。そして最終的には作者の尾崎紅葉の死により未完となってしまいました。
一応は紅葉門下の小栗風葉により「終編金色夜叉」を書き継いだ形で物語は閉じています。

貫一お宮之像

貫一お宮之像

 「金色夜叉」は明治時代の文学の代表的なものですので自分も梗概くらいは知ってはいるものの実際に小説を手にして読んだことはありません。この像の場面も裏切られたと思った寛一が恨みの言葉をぶつけながらお宮を蹴り飛ばした別れの場面であるとしか認識していません。

皆さんもそんなものかと思っていたのですが、そのわりにはいつもここには人がいますし人気の観光スポットなんですよね。現在でも「金色夜叉」にそれほどの人気があるのでしょうか?
ただ有名だから人が集まるのか、人が集まるから有名なのか……それとも自分が想像しているよりも皆さんはちゃんと「金色夜叉」を読んでいるのでしょうか? となると見習わないといけませんね。

二代目お宮の松

二代目お宮の松

それはともかく、この熱海の地は明治の頃より文豪たちにも愛されていたのは間違いなく、その痕跡が今も街あちこちに残っています。熱海ぷらぷらの記事を参考にしたり、文豪所縁の喫茶店に足を運んだりして当時の雰囲気の一端を垣間見るのも良いかもしれませんね。

初代お宮の松

初代お宮の松


寛一とお宮の熱海海岸での別れの場面の舞台になったといわれている場所には当時は「羽衣の松」と呼ばれている松があったそうですが、紅葉の弟子にして「終編金色夜叉」を書き継いだ小栗風葉により、この地に金色夜叉の句碑が建立されたことから、お宮の松と呼ばれるようになった経緯があるそうです。
ただ初代の松は枯れてしまったようで、現在のものはこちらの二代目となっています。更に隣にはその初代の幹を輪切りにしたものが展示されていました。

こちらの元となる「金色夜叉」のお宮を蹴り飛ばすシーンで貫一は「来年の今月今夜になったならば、僕の涙で必ず月は曇らせて見せるから」と言うのですが、その言葉から1月17日の夜が曇りだと「貫一曇り」と呼ぶようになったそうです。天気を表す言葉になってしまっているのですからその影響力は凄いものだと思います。そうしてみるとやっぱりこの場所は熱海を代表する観光スポットなのでしょうね。

 

基本情報

地図

 

近隣からのアクセスと駐車場

熱海サンビーチと135号の間の遊歩道のある場所の中心付近にあります。

駐車場はすぐ裏にあるP0(熱海市東駐車場)が便利です。

 

公式情報


住所 〒413-0012静岡県熱海市東海岸町(国道135号下り車線沿い)
TEL  0557-86-6218(熱海市公園緑地課)
定休  見学自由
料金  見学無料
駐車場 隣接市営東駐車場250台
市営P駐車料金:30分100円
アクセス JR熱海駅より徒歩約15分
JR熱海駅より熱海港方面行きバスにて約5分→お宮の松下車

引用元 お宮の松/貫一お宮の像|観光・体験|あたみニュース - 熱海市観光協会 公式観光サイト

 

熱海の親水公園付近をゆく

シーズンオフの熱海サンビーチはのんびり

熱海サンビーチ

熱海サンビーチ

お宮の松と貫一お宮之像の海側が熱海サンビーチですね。とくにここで語ることもありませんね。ただ11月に訪れたのですが想像以上にビーチに人が多かったです。温かいこともあり水に入って遊んでいる子供までいるのは少々驚かされました。さすがに伊豆は温かです。
海水浴シーズンと異なるビーチもほのぼのとしていて良いですよね。

 

恋人の聖地ムーンテラス

ムーンテラス

ムーンテラス

ムーンテラスはサンビーチに隣接している海に伸びた親水公園です。月の道をここから眺めるのもロマンチックですね。

サンビーチ及びこちらのムーンテラスは「恋人の聖地」に認定されており、テラス尖端の噴水には恋人達が愛を誓い合う事の出来るモニュメントがありますよ。

 

ここもコートダジュールw スカイデッキ

スカイデッキ

スカイデッキ

その次のスカイデッキは南欧コートダジュールをイメージした作りとなっているそうです。コートダジュールは岩地に続いてふたつめですね。人気が高いですねw

逸れしてもこちらのヨットハーバーは凄いです。西伊豆でもかなりたくさんのレジャーボートなどを見かけますが、熱海には大きくて豪華なクルーザーなども碇泊していて見ているだけで豪華です。

 

レインボーデッキ

こちらのレインボーデッキは北イタリアのサンレモ市リビィエラ海岸をイメージしたそうです。因みにサンレモは1976年に熱海市と姉妹都市になった地中海に面した、イタリア共和国リグーリア州インペリア県にある港町とのこと。

残念ながら写真がありません。見た目がスカイデッキとそんなに変わらないので別の名前が付いた場所だとは気付かなくて写真を撮っていませんでしたw

ちなみに熱海遊覧船「サンレモ」は何故か名前の付いているこちらのデッキからは出航していません。何故?

 

渚デッキ……

渚デッキ

渚デッキ

 サンビーチ、ムーンテラス、スカイデッキ、レインボーデッキときて渚デッキ……

何なんですかね、この脱力感は。ここまでは横文字で気合い入れて名前を付けてきたのに、ここだけ何と言いますか、凄く当たり前な当たり障りのない名前なのですね。というよりも面倒になって適当に付けた感が漂っていますw 一応、南イタリアのナポリ港をイメージしたとのことですが、せめてそれにちなんだ名前を与えて欲しかったものです。

こちらのデッキは一番新しいのですが、名前を付けるのに頭を捻るのが嫌になってしまったのでしょうか? ある意味、見たまんまの捻りのない名前でつまらないですよ。

熱海遊覧船サンレモ号

熱海遊覧船サンレモ号

こちらからは熱海遊覧船「サンレモ」が出港します。

遊覧船のことを詳しいことが知りたい方は公式ページで確認してください。休業日もありますし、その日の波の状況によりコースが変わっていたりしますので事前に調べておく方が良いですよ。

 

親水公園の基本情報

地図

 

近隣からのアクセスと駐車場

スカイデッキの裏側、135号との間にP1(熱海市営 第1親水公園駐車場)があります。こちらが近くて便利です。
もしくはP2がその先のレインボーデッキにありますが、こちらは下に降りますので少し分かり難いかもしれません。
自転車やバイクは親水公園内、デッキ手前の広場部分に適当に止まっています。地元の原付などはけっこう奥まで入っていますね。

 

公式情報

住所  〒413-0014 静岡県熱海市渚町地先
TEL   0557-86-6218(熱海市都市整備課公園緑地室)
駐車場 隣接市営親水公園駐車場140台
市営P駐車料金:30分100円
アクセス ■JR熱海駅より熱海港方面行きバスにて約10分→銀座または親水公園下車

引用元 親水公園・ムーンテラス|観光・体験|あたみニュース - 熱海市観光協会 公式観光サイト

 

外部リンク

熱海遊覧船サンレモのホームページです【運航状況】|公式

 

 

雨の日の強い味方、マリンスパあたみ

マリンスパあたみ

マリンスパあたみ

 親水公園はここまで。その先にはマリンスパあたみが建っています。外観だけです、内部情報はなしです。更にその先にはロープウェイ乗り場などがありますがこちらもパスします。

 

ここから一度135号に出て、その先ですぐに脇道へ。

観魚洞隧道と錦ヶ浦付近

国の登録有形文化財の観魚洞隧道

観魚洞隧道

観魚洞隧道

 

道を進むと古びた石積みのトンネルがあります。こちらは「観魚洞隧道」です。

明治42年(1909)に完成されたもので全長は113メートルとなっています。魚見崎を貫通して造られたトンネルなのですが、この場所は山が海岸まで来ている上に海際は錦ヶ浦の断崖で、このトンネルがなければかなり面倒なルートを通らなければならなかったはずです。とても重要な役目を担っていたものと思われます。

そしてこちらの隧道は2002年に熱海で初めての「国の登録有形文化財」に登録されました。
尚こちらは同じく国の登録有形文化財に指定されている旧天城トンネルと同じ工法で造られ、100年以上前に石積みで造られていながらも現在でも現役で利用されているというとても珍しく貴重なトンネルだったりします。

現在から見ますと細く暗いトンネルですが、完成した当時の人には希望の明かりが眩しく輝いていたことでしょう。

そして過去に思いをはせつつ通り抜けると、まずはじめに目に付くのはホテルニューアカオです。そう、あのです。今年の台風12号の災害でレストランの窓ガラスが割れて波が侵入したホテルですね。

そのホテルの入口を通りすぎてすぐの所に展望台はあります。

地図

 

錦ヶ浦上の展望台より

ホテルニューアカオ

ホテルニューアカオ

確かに件の現場は微妙な位置ですが、岩棚に囲まれた入り江の奥でこれまで数十年間問題なかったことを考えると、あの時の台風は本当に数十年に一度の希な台風であったのだと思います。11月の時点ではまだ修理中のようでしたが、せっかくの景観が楽しめるレストランなので一日でも早く復旧すると良いですね。

 

ホテルニューアカオ被災現場

ホテルニューアカオ被災現場

時間帯が悪くて完全に影の中ですね。中庭の縁に足場が組んであるのが見て取れます。この下がレストランで割れた窓がある場所ですね。それにしても見応えのある地形です、海に降りて見たいのですが近付く道はないようで残念です。

地図

 

謎の熱海城

海沿いの道を先に進むと一旦開けて道が分かれます。とりあえず右の山の方に寄り道。
こちらを登ると熱海の市街地からも良く見える謎の城「熱海城」があります。熱海にこのような城があった記録はないのですが、一体どういう経緯でここにこのような建物が建ったのかよく分かりません。

熱海城

熱海城

こちらは観光施設で武家文化資料館、浮世絵・春画展示スペース、展望所があります。

その他にもこちらの山の上にはあの怪しい「熱海秘宝館」や「熱海トリックアート迷宮館」などもありそれなりに楽しめる場所となっています。

そういえばこちらはアタミロープウェイで下から登ることもできるんですよね。日本一短いロープウェイが売りですが、実は乗ったこと無いんです、すみません(汗
でも上の施設と合わせて昭和の香り漂うレトロな空間を堪能できることは間違いないですよ。 

地図

 

さて山を降り道を戻りましょう。一旦135号に合流してすぐに海沿いの方向、左の脇道に入ります。
カーブの所に「花の妖精」という景色が良いことで有名なレストランがあります。そこからの景色はもちろん良いのですが、その隣には「扇崎」と書かれた展望スペースがあります。
こちらから錦ヶ浦の景色を眺めることができます。

扇崎

扇崎

ジオサイト錦ヶ浦

こちらは素晴らしい景観の断崖が海岸線に続いていますが、実はここも伊豆ジオサイトに指定されている地域でもあるのです。

錦ヶ浦

錦ヶ浦

伊豆半島は元々もっと南の海底で生まれた海底火山の集まりでした。それがフィリピン海プレートに載り北上して日本列島の本州に激突して隆起して島から半島へと形成されていきました。
その衝突後、半島では大規模な噴火活動が続きあちこちで陸上大型火山が形造られ今の伊豆半島の地形の基を形成することとなります
。その火山一つに多賀火山と呼ばれる火山があり、こちらの錦ヶ浦はその火山の影響で形成されました。
溶岩と海との接触により、海岸の崖下にはや波食窪、そして波がうがった海食洞などが形造られています。また荒波が刻んだ兜岩、基盤岩、烏帽子岩、弁天岩などの奇岩も見所です。崖全体も幅1キロメートルに及び、熱海を代表する景勝地であり観光スポットとなっています。

そんな錦ヶ浦なのですが、朝日が浦に射して眩しい五色の光となって輝くことから錦織の名をかりて「錦ヶ浦」と呼ぶなど、名に違わぬ美しさを持つスポットのようです。残念ながら自分はその姿を見たことはないのですが。

波食台

波食台

隆起海成段丘でしょうか? 波の浸食によってできる平坦な面ができているのが見えます。

 

地図

 

基本情報

 近隣からのアクセスと駐車場

熱海の市街地を抜けて135号からホテルニューアカオと書かれた看板の方に道を逸れるとこちらのスポットへ行けます。

基本的に駐車場はありません。ただこちらの道路は路上駐車禁止ではないので広めの場所を選んで駐車できます。ただし道は狭いので短時間にした方が良いです。

お勧めは花の妖精を利用すれば駐車場もありますし、休憩しながら景色を楽めますよ。

まとめ

と、まあ今回はここまでです。
来宮に行ったり、伊豆山に行ったときについでに立ち寄ったりした場所を集めてみました。結果として海側の付近を纏める形になりました。
余りぱっとしないスポットかもしれませんが、海岸付近はのんびりするのに良い場所ですし、特に晴れて暖かな日には最高です。美味しいものでも食べて呆けっとしていると幸せになれますw

熱海を観光して疲れたら、海の方に足を運んでみては如何でしょうか。

 

 

2019.5.13追記 

熱海の市営駐車場の料金が変更になりました

 <普通車駐車料金>

8時間まで30分ごとに108円

8時間以上16時間まで1728円

16時間以後、1時間ごとに108円

※10円未満の端数は切り捨てになります。

※来の宮駐車場は営業時間・料金が異なります。

とのことです。来の宮駐車場が1時間100円から30分100円になったのはちょっと痛いですね。

近頃は民営でも一日800円で駐まれるところもありますので時間が長くなる場合はそちらも検討してもいいかもしれません。

詳しくはリンク先で確認願います。

外部リンク 市営駐車場|交通アクセス|あたみニュース - 熱海市観光協会 公式観光サイト

外部リンク 駐車場案合図.pdf

 

 

熱海 来宮周辺はこちらの記事です

熱海 走り湯と伊豆山神社はこちらから