2019年の富士市中央公園 第10回富士山オールドカーフェスタを振り返る
目移り必至な車たち
写真を整理していたら出てきたので時期もちょうど良いし記事にしておきます。
こちらの記事で紹介したイベントですね。
昨年は5月10日に開催されちょうど一年前になります。残念ながら今年は新型コロナウイルス感染拡大防止で中止となってしまいました。
代わりに昨年集まった車たちの一部ですが記事でまとめておきますので眺めて楽しんでください。
正直なところ濃すぎてついて行けないものもたくさんあるのでとても解説できません(汗
そもそも知っている方には不要ですし、知らない人も自分で検索などしていただければより詳しく知る機会になるかもしれません(自分が面倒くさいからとは言えない
実際には100台参加しているイベントですが全部は紹介できないので一部だけです。人が写り込んでいたりと使えない写真も多いので限られたものしか載せていません。
それでもそれなりの数があるので早速始めましょう。
はじめはポスターに使われていた車両?
バンパーから1950年製の11CVということかな?
FFモノコックの車両なのでしょうか?
その後ろのミニモーク。
ゴーカートだよね、これw
でも昔はこれとかホンダのバモスとか走っているところ見かけましたね。昔のオープンのジムニーもこの類いになるかな? 面白そうですが公道を走るのは怖そう。
この時代の911も可愛くて良いですね、でもお値段は可愛くありません。
若い頃には空冷ポルシェは今よりも随分と安かった記憶があります。というよりも今が高過ぎな気もしすが、これからはコレクターアイテムとしてさらに高価になるのでしょうか。
そしてそのお隣にさりげなくいる117クーペ。
綺麗ですね、スタイルなら911にも負ていません。国産もこの時代の車は綺麗だなぁ。
何となく国産車
というわけで国産繋がりでシルビア。
ヤバイです、格好いいです、痺れます。これで国産車なんて信じられないです。
因みにこちら初代シルビアは日産ではなくダットサン製造です。
ダットサン フェアレディのシャシーにクーぺボディにを載せたものです。
こちらがダットサン フェアレディですね。この車もいいなぁ。 オープンカーって欲しいと思いつつも踏み込めない車ですね。
ついでなのでこのまま国産車を載せましょう。
マツダのコスモスポーツです。
世界初の量産型ローターリーエンジン搭載車です。熱いです、燃えます。
それはお隣かw
となりの308と比べてもボンネットが低いです。10Aは随分と小さいのかな? 12A、13B、20Bは見たことありますがこのエンジンは実物を見たことないです。
最後にコスモスポーツを公道で見かけたのは高速道路の路肩でボンネット開けて駐まっている姿でした。維持は大変そうですね。
マツダはローターリーをどうする気なんでしょうか、新技術と合わさり面白いことになれば良いんですけど、まぁ甘くはないか。何しろとにかく燃費が酷かったので今の時代にエンジンとしての復活は難しいか。
こちらも忘れてはいけませんね。
言わずと知れたスバル360です。
ある意味、日本の国民車的な地位を築いた車です。とにかく実物はちっこいです。これに大人4人が乗るなど考えられません。
この時代の小型大衆車で有名なのはミニとか500(チンクエチェント)が思い浮かびます。どちらも今も後継車が現役で販売されています。
スバルもがんばってくれないかな。とはいっても現代車のように大きくなるとテントウ虫はカブト虫にクラスチェンジ?w
こちらはちょっと地味ですが綺麗なベレッタと角目の117ですね。
ギャランまだ生きているんですね、凄い……
こちらはちゃんとモトコンポを積んだシティです。
ところでモトコンポって車重どのくらいなのでしょう?ギリギリ後輪軸上に加重しているようですが、これで走ると運転しにくそうな気も……
その他にもフロンテや軽トラなどなど。多すぎて紹介しきれないよ。
この辺から外国車
さて次は外国車です。
先ほどフェラーリもありましたが、やっぱりこちらもいますね。
ランボルギーニです。
永遠の憧れです。ただ所有したいかと問われると返答に困る車です。だからこそ永遠の憧れです。
写真を見ていたらドアパネルに段差が……ちゃんとしまっていないのかチリがあっていないのか判断しずらいですね(汗
こちらはクアトロバルボーレ
だってクアトロバルボーレてボンネットに書いてあるからそうなんでしょうw
カウンタックの中では新しい方ですね。サイドスカートとか見た目もかなり印象が違います。
ランボルギーニはその後も凄い車を作り出していますがやはり憧れるのはカウンタックの初期の400から500S位のものです。
それにしてもお隣のマツダのトラックが地味に気になりますw
続いてはこちら。
アルピーヌA110ですね。並んでいます。ぐー、格好良い。
手前の赤いのはボディあげているのかな? ターマック仕様の車高下げも良いのですがラリー車はグラベルであげているのも格好いいです。セリカも上げている方が好きでした。
最近はSUVブームでクーペタイプのSUVとかありますが、考えてみるとこの時代から車高高いクーペってあったんですよねw
とは言っても下げているのも良いです――どっちだよ。
素材が良いので上げても下げても格好良いです。新型も良いですがやはりこれには敵わないかな。
それにしてもこちらのお車も現在は可愛くないお値段なのでしょうねぇ。
新型の方が新車で安いとか、よくよく考えると不思議です。
言わずと知れた……
こちらも綺麗な車でした。可愛くて格好良くて楽しそう。車は四角くて丸目が一番だと思えてくる魔力がありますw
そういえばBMWでこんな車がありましたね。
人だかりが出来ていたのですが、車種がさっぱりわかりません(汗
そもそも見かけたことない形だし……
他にも古そうなこんな車も。
こちらもよくわかりませぬ。
小さなアバルトもいました。
おもちゃ感覚で乗り回したくなる車ですね。今の軽自動車の方がよほど大きく見えるサイズです。
トライアンフも最近は見かけなくなりました。独特の格好良さがあります。
こちらはアルファロメオ。
ジュリアのジュニアかな? 綺麗ですね、よく見るレーシーな雰囲気とも少し違っていて良い感じです。
モーリスの車ですね。
イギリスの古き良き時代的なものを感じます。
こちらはドイツのメッサーシュミット、KR何とか。
バブルカーです。お金ウハウハのバブルではなく逼迫した経済状況の中で誕生した小型車です。
最近は日本でも二人乗りの小型自動車を推進する話しも出てきていましたが、こんなのなら買ってしまうかもしれませんw
確か3輪車の自動車税ってまだありますよね?
規格をよく知りませんが、軽自動車のエンジンを載せた二人乗りの小型三輪車とか今出すと税金安くて受けませんか?
後ろ一輪、横二人乗りで軽量、660ccターボの車とかあったらとても楽しそうです。しかも維持費が安いとなるとおもちゃ感覚で売れるかもしれませんよ。お値段は軽タハムよりも安くしてくださいw
アメ車です。やっぱり余所の車と存在感が違いますね。
これは珍しいシボレーのコルベアです。
これの4枚ドアは科学特捜隊の車でしたので見覚えのある方も多いかと思います。そういえば上で紹介したコスモスポーツも使われていましたね。
この時代のアメ車はまだ比較的コンパクトですね。
まあそれよりも特筆すべきはこのコルベアはリアエンジンだったりすることです。
しかも空冷の水平対向6気筒!
思い切りドイツ車を意識しています。
(アメ車にしては)小排気量で小柄で60年代のデザインでRRってどんだけ欲張り仕様なんですか? シボレーっぽい水平ラインがたまりませんw
コンセプトがとても楽しい車ですね。走行性能なんて二の次ですよw 日本で乗るにはちょうど良い感じがします。維持費はあまり考えたくありませんが……
最後はロールスロイス
ごついです。でかいです。メカというよりも機械という感じがします。
何と言いますか、車じゃなくて雰囲気が馬車です。
全く異質の車とは違う乗り物に見えました。
ナンバー付いていますが自走してきたのかな……そもそもナンバー取れることが驚異的です。
古い車 新しい車
記事にしたのは全体の3分の1くらいでしょうか。100台の車と侮るとなかなか眺めるのが大変です。こちらのイベントは車種のバラエティが豊富なので見応えがあります。
色々ありましたが個人的には60年代くらいの車の雰囲気が素敵だと思います。
その辺は好みと個人差で好きな車は変わりますし、ここに登場していない車が好みの方もたくさんいるかと思います。
古い車を眺めていると最近の車よりもよく見えてしまいますね。こうしてみているだけで楽しくなります。基本的にはシンプルで綺麗です。それでもそれぞれ個性があって面白いです。
ただ道具として考えたときに、これらの車がどれだけ魅力的だろうとも現在の車には敵わないでしょう。
今の車にはレーダークルーズコントロールが付いていますが、はっきり言ってこれまで乗ったどの車よりも運転が楽です。
高速道路なんてハンドルに手を添えているだけで良いです。ペダル操作もハンドル操作もいりません。ハイビームの切り替えも勝手にやってくれます。超楽ちんですよ。
こうなってくると完全な自動運転が楽しみになります。
でも車に道具以上のものを求めたときに、それでは物足りなく感じてしまうのもまた確かです。
古い車は何もないからこそ自分で運転する楽しみを感じられるし、やっぱり見た目は大事かなw
今の車は空力的にも衝突安全性も遙かに上ですが、とにかく形にこだわった車たちはやはり人の感性に訴えかけてくるものが違う気がします。
そこにはまた別の楽しみがあり、多くの人を惹きつけているのではないでしょうか。
こういう車たちを見ていると自分の最後の車は何にしようかとつい考えてしまいます。
手放して後悔してしまった車か、余裕があれば憧れの車か。それとも運転支援てんこ盛りの最新の車がいいかか……
あるものさえあれば全部なんですけどねw
残念ながら今年は富士山オールドカーフェスタは開催されませんでした。来年は無事に開催できると良いですね。
自分で維持するのは大変ですが、眺めているだけでもとても楽しい車たちです。また機会があれば足を運びたいですし、興味を持った人も行ってみると面白いかと思いますよ。