ふじ楽いず楽

富士山周辺と伊豆の観光スポットや遊ぶところを紹介するブログです

龍宮窟とサンドスキー場

また最近、田牛の龍宮窟で崩落が確認され、残念なことに内部への立ち入りが禁止されてしまいましたね。天窓の廻りは回れるようですよ。もちろんサンドスキー場には影響ありません。

 

恋のパワースポット 龍宮窟

龍宮窟内部から

龍宮窟内部から

※洞窟の中なので狭いと思われがちですがけっこうな広さがあります。こちらの写真も16mm相当の魚眼レンズで撮影していますがとても天窓の全周を入れることが出来ませんでした。

随感

こちらは伊豆ジオサイトの目玉の一つとして近年急激に注目が集まっていますよね。上から見下ろした形がハート型に見えるため神秘的なパワースポットとしても人気があります。紅の豚の――なんて話しもネット上にはありますがさすがにそれは盛りすぎでしょう。こちらのイメージと幾分違いますから。

足許悪く滑りやすい狭い洞穴に入ると気温の高い季節なら温度が低くなるのを感じます。その穴を抜けると頭の上の圧迫感は減少し開けた空間へ出ます。でもまだ洞窟内です。入ってきた入口と向かいに波が押し寄せる海側の穴があり、見上げると大きな穴がポッカリと空いていて空が見える事に驚くでしょう。周囲を取り囲みそそり立つ壁面は10メートルはありそうです。そう、ここは屋根のないドームなんですね。
足許にはごろた石が転がり、波が押し寄せ引く音が繰り返し空間内に反響しています。

現地で思っていたよりも狭いと仰る方もいますが、楽に家が建つくらいの空間があります。これが自然現象で生まれたのですから十分凄いです。
何故比較が家かって? 実は初めてここに入ったとき頭の中に秘密基地を造る構想が浮かんだからですw
一階を船着き場にして二階の床を付けて穴をガラスで塞げばと考え、夏は温室状態で蒸し風呂になるだろうなとげなりして、北側部分だけ階を設けて天井を空けたままにすればどうだろうかなどと妄想したわけです。
そう考えるとこの空間には持て余すほど十分な広さと高さがると思えたのです。決して狭くはないですよ。むうしろもう少しコンパクトな方が秘密基地に
は相応しい――えーと、何のお話をしているのでしたっけ?
ああ、そうです、それなりに広い空間なんです。しかも今も尚ここは広がっています。その証しが最近また起きた崩落なのです。
龍宮窟は生きている地質で崩れることはしかたのないことなんですよ。現地を訪れたことがある方ならば、壁面が如何に崩れやすそうか見て取れたでしょう。壁の近くに立つのが怖いくらいのところなのです。

龍宮窟を上から

龍宮窟を上から

※海から数え切れないほどの波が岩に穴を穿ちこの形が出来たのかと思うと気が遠くなりますね。

 

そもそもこの辺りは伊豆半島の南部によく見られる一千万年から二百万年ほど前に形成された白浜群層と呼ばれる地層から成っています。
これらは伊豆半島が海から隆起する頃の火山活動が活発だった時期に、比較的海の浅い部分において火山の噴出物と堆積物が混じって構成されています。ここ龍宮窟もその地層からなるものと推測されます。実際壁は砂岩のような中に溶岩などの石がたくさん混じっていて見るからに脆そうです。

海に面した崖に波が打ち付け、海蝕により海側の岩場の弱い部分に力が集中して抉られ海蝕洞が掘られていき、岩の中に空洞ができます。ここ龍宮窟は岩屋が道路側まで突き抜けるほど浸食が進んだんですね。そして内部に大きな空洞ができたため薄くなった天井が耐えきれなくなって何かの拍子に崩落したのでしょう。そしてそれらの礫も波に浸食され内部は空洞に戻り今のような姿にな
ったのですね。
そして今も大潮や台風の時に、或いはちょっと風が強い日でも壁はどんどん削られているはずです。

以前はそれ程知られていなかったのであまり人も訪れず、少し位崩落していても誰もたいして気にしていなかっただけかもしれません。でも最近は結構人がいますから心配ですよね。上にいるとき足許が崩れたらと想像するとぞっとしますよ。

そうそう、こちら穴に入るときも中も、そして天窓の周囲へ上る道もあまり足場が良くありません。歩ける靴を用意してください。ハイヒールで歩いている方を見かけましたが人ごとながらヒヤヒヤしました。靴も擦れて傷付く恐れもありますのでそれなりの靴を用意した方が無難です。それにここを訪れたのなら大方の人は続いて紹介する隣のサンドスキー場にも足を運ぶと思うので遊べる靴が必要になりますよ。

 

基本情報

地図

 

近隣からのアクセス

入田浜の先、碁石ヶ浜を過ぎてトンネルを二つ抜けた先の田牛海岸手前、道の脇海側にサンドスキー場と並んで龍宮窟はあります。
すぐ道路脇が駐車場になっており竜靴の入口を挟んで十台位は駐められそうです。普段は無料ですが海水浴シーズンには有料になります。

 

公式情報

危険情報

龍宮窟の内部はごろごろした岩が多く転がっていますので、歩きやすい服装で入ってください。
天窓はこれからも広がる可能性があります。落石などにも注意しましょう。
また、龍宮窟上部の遊歩道の一部には滑りやすいところなどもありますので、注意して歩いてください。
洞内には満潮時・干潮時ともに入ることができますが、海が荒れているときなどは立ち入りが危険な場合があります。

アクセス
伊豆急行線 伊豆急下田駅より「田牛」行きバスで約20分 「前の浜」下車、徒歩3分

トイレ  有り

駐車場情報  あり(夏季有料、大型バス不可)

引用元 南から来た火山の贈りもの 伊豆半島ジオパーク|公式サイト

 

風の造った砂山 サンドスキー場

サンドスキー場

サンドスキー場

※どれだけ人が滑ってこの砂山を崩したのでしょう。それにもめげずに変わることなく同じ形を維持していることに驚きです。夜中にこっそりと妖精さんが働いてでもいるのでしょうか。

随感

こちらは龍宮窟の少し手前の海岸にあります。車はそのまま駐めておいて構いません。雪遊び用のソリなどを持参の方はここでお持ち下さい。またお持ちでない方は田牛海岸の方でレンタルしてくれるお店もあったはずです。200円くらいだったかな?うろ覚えで済みません。段ボールなんかですと柔らかくあんまり上手く滑れないと思いますよ。
駐車場の逆側、トンネルよりの方に道はあります。すぐに階段がありますがその時点で目の前にサンドスキー場があるのがわかります。
本当に海縁から崖に向かって急に砂山ができていて不思議な光景です。
山が崩れて砂山ができたようにしか見えませんが、こちらの砂山は海から吹き寄せられたものが溜まったものだそうです。俄には信じがたい話しですが実はあの鳥取砂丘もそのように海から吹き寄せた砂でできたことを考えると、そういうこともあるのかと思わず納得してしまいます。
こちらの砂山は傾斜角が30度ほどありサンドスキーができるのです。名前は伊達じゃないんですよ。そのものズバリの場所なのです。
そもそも「サンドスキー」とは何だとお思いかもしれませんがまあ想像通り、この砂山をソリで滑り降りて遊ぶことなんです。それ「サンドソリ」じゃん、などという無粋な突っ込みは無しで。スキーはノルウェイ語で「薄い板」という意味だし、モノスキーだってあるし――苦しい。

この砂山は登るのがけっこう大変なんです。何しろ砂が柔らかくて登っても登っても進みません。倍くらいの高さを登るつもりでないと途中で嫌になります。しかも夏場は暑くて堪りません。上まで行くと眺めは良いのですが滑ることを考えると傾斜30度は結構怖いです。でも思いきって滑ってみてくださ
い。失敗しても砂がふかふかなので下まで転げるようなことはありませんし、上手く滑る事ができれば風を切る感覚を楽しめます。
でもまた登るかと聞かれると、ちょっと。でもきっと子供は嫌になるほど元気ですよ!

こちらも砂山にも驚かされますし景色も好いですし、何より遊べます。
夏はこちらで遊ぶことも考えて田牛海岸で海水浴をする親子連れも見られるくらいです。水着なら滑ってそのまま海に飛び込んでも良いですし、遊び方は倍増しますね。遊び心に溢れている方にはもってこいの場所ですよ。

 

基本情報

地図

 

近隣からのアクセス

 龍宮窟の隣です。駐車場もトイレもお隣の龍宮窟と協同のような感じです。

 

公式情報

危険情報
龍宮窟の内部はごろごろした岩が多く転がっていますので、歩きやすい服装で入ってください
天窓はこれからも広がる可能性があります。落石などにも注意しましょう。
また、龍宮窟上部の遊歩道の一部には滑りやすいところなどもありますので、注意して歩いてください。
洞内には満潮時・干潮時ともに入ることができますが、海が荒れているときなどは立ち入りが危険な場合があります。

アクセス
伊豆急行線 伊豆急下田駅より「田牛」行きバスで約20分 「前の浜」下車、徒歩3分

トイレ    有り

駐車場情報  あり(夏季有料、大型バス不可)

引用元 南から来た火山の贈りもの 伊豆半島ジオパーク|公式サイト