桂川周囲の温泉街から少しだけ離れた観光スポットなどを綴ってみたいと思います。
中心部に興味のある方は前回の記事などを読んでみてください。
そちらの記事のスポットにこちらの記事で気に入った場所を織り交ぜて観光するとより楽しめるのではないでしょうか。
日枝神社、とっこの湯、桂橋、竹林の小径などはこちらから
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- 秋の紅葉 修善寺自然公園もみじ林
- 年間を通して遊べる 修善寺虹の郷
- 明治に建てられた 修善寺ハリストス正教会顕栄聖堂
- 意外な名瀑 旭滝
- 伊豆半島ジオパークミュージアム ジオリア
修善寺の街の北側山間部には修善寺公園と呼ばれている広大な敷地があります。
そこにはもみじ林、梅林、虹の郷がありますのでまずはその紹介をします。ただ梅林は写真を含めて記事の用意ができていないので、いずれ訪れた後に記事に追加したいと思います。
秋の紅葉 修善寺自然公園もみじ林
もみじ林の名は伊達じゃない
こちらは一万平方メートルの敷地に約1000本のもみじが植樹されている公園です。大正13年(1924)に町制施行記念に植樹されたものが起源のようで、それ以後も植え直しなども行っているみたいで大小さまざまなもみじの木が群生しています。
起伏に富んだ地形の斜面にもみじが植えられているため、その眺望はなかなかのものです。
紅葉の時期は11月中旬から12月上旬にかけてで、この時期に合わせて「もみじまつり」が開催されます。そのため付属する駐車場はバス専用となってしまうために車は近くに駐められなくなってしまいます。
普段は無料で開放されていますし、こちらにも桜の木などもありますでそれも楽しめそうですが、やっぱりここを訪れるなら紅葉の時期が一番ですね。
敷地のあちこちにもみじの木がありますので思い思いの場所で紅葉を愛でる事ができます。しかしやはりメインは入口から続く散策路をまっすぐ進むことでしょう。道なりに進みますと大きなもみじが多いですし、坂にかかると一面のもみじに覆われて素晴らしい景観となります。
更に進みますと小高い場所に出て展望が開けます。そこからは天気が好ければ富士山を望むことができます。左に行って忠魂碑付近も良いですし、右に進めば高い場所から公園全体を見下ろすことができるビューポイントです。如何に公園内にもみじがの木が多いかよく分かります。またこちらには夏目漱石の詩碑も建っています。
何処を歩いても様々なもみじが見られるため、好きなところを散策してみてください。高低差があって楽しいですが、同時に歩き回りすぎるとちょっと疲れるかもしれませんね。また周囲の散策路は道が良くないところもあるので踵の高い歩きにくい靴だと大変だと思いますよ。できれば歩きやすい靴を履いて訪れた方がより満喫できます。
こちらの公園は、両側に尾根があり南東に向かって谷間が伸びています。紅葉が綺麗な時期ですと、どうしても日が陰るのが早いので、こちらを楽しみたい方はできるだけ午前中はら昼頃までにには見て回ることをお勧めします。陽が傾いてからの景色も風情はありますが、そこはお好みで。
修善寺自然公園もみじ林の駐車等、基本情報
地図
近隣からのアクセスと駐車場
位置は温泉街から少し外れます。
136号方面から修善寺の中心部に向かって進むと、手前で西伊豆スカイライン方面の看板がありますのでそこで右折します。
後は道なりに進み山を登りますと信号機を過ぎて間もなく、右側に「修善寺自然公園紅葉林」の看板があり駐車場があります。
ただし、もみじ祭り期間中は梅林の駐車場が指定されています。そのまま道なりに進んで坂を登った先、右カーブの所で左に入る道がありますのでそちらに行きますと駐車場があります。
奥の段の駐車場に駐めますとその先に木立の中を抜ける遊歩道がありますので若干は近い気がします。
普通車は一回300円です。
公式情報
修善寺温泉の北側山間部一帯の約80ha。公園内には虹の郷、もみじ林、梅林などがあり四季折々の花を楽しめます。
【所在地】410-2416伊豆市修善寺
【電話番号】0558-72-2501(伊豆市観光協会修善寺支部)
【URL】http://www.shuzenji-kankou.com/
【駐車場の有無】有り(大型バス可)
【アクセス】修善寺駅よりバス15分 東海バス「梅林口」もしくは「もみじ林前」下車
年間を通して遊べる 修善寺虹の郷
虹の郷はとても広い施設です
1990年にもみじ林や梅林などを含む広大な修善寺公園の一部に開園したのがこちらの「虹の郷」です。一部といっても50万平方メートル及ぶ敷地は東京ディズニーランドに迫る広さであり、尚かつ山間のため高低差が多く、敷地を一回りするとけっこうな運動になる施設です。
園内は庭園やガーデンなどの自然を中心にしたもので、その中にカナダ村やイギリス村などが点在してます。その他にも伝統工芸を体験できる匠の里、子供が思いきり遊べるインディアン砦もあります。夏場は水遊び場なども設置していて子供の人気は高いです。
またこちらは季節によってイベントも良く行われている印象です。主なもので、花しょうぶまつり、七夕まつり、虹の郷の夏休み、菊花まつり、もみじ林のライトアップ、クリスマスのイルミネーションと年間を通して楽しめます。
一年中、花を楽しめるようになっているので、子供連れはもちろん大人にもなかなかな施設となっています。まあ、端境期に当たってしまいますと寂しいこともありますが、その時は運がなかったと諦めてくださいw
近年はコスプレイヤーを受け入れていて、園内を歩いているとあちこちで変わった格好をしたコスプレイヤーの方々が歩いていたり撮影していたりと、普段なかなか目にする機会のない光景に出逢ったりするのもまた面白いです。
坂はちょっと大変かもしれませんがバリアフリーな所も多くてベビーカーで移動できる範囲が広いのもなかなか有り難いです。また期間限定ですがペットを連れての入園もできるので、期間を調べて訪れると良いですよ。
入口のイギリス村のロムニー駅から奥にあるカナダ村のネルソン駅は鉄道で結ばれていてミニSLやディーゼル機関車が走っています。
今回の写真は昨年のゴールデンウィークに遊びに行ったときのものですが、相変わらず家族の写っている写真ばかりでほとんどブログで使えません。困ったものですw
そういえばこの時は一人熱を出してしまったので遠くにある匠の里までは行きませんでした。
なお虹の郷は今春でこれまで運営を委託されていた公社が管理指定期間を終了するようで現在は年間パスポートを発行していないようですね。春以降はどうなるのでしょうか? 昨年訪れたときは以前に比べて少し手入れが行き届いてなくて草臥れているような場所も散見されたのでちょっと心配です。
一応、続くと思ってはいますができることならこれを機に少しリフォームしてくれると魅力が増してまた遊びに行ったときに嬉しいでしょうね。
シャクナゲの林の中を散策。一面に色々なシャクナゲが咲いていて綺麗です。
修善寺虹の郷 駐車場等、基本情報
地図
近隣からのアクセスと駐車場
136号方面から修善寺の中心部に向かって進むと、手前で西伊豆スカイライン方面の看板がありますのでそこで右折します。後は道なりに進み山を登りますと信号機を過ぎて間もなく、右側に修善寺自然公園紅葉林があり、坂の先には梅林の駐車場入口、更に進みますと右手に虹の郷のゲートがありますのでそこを入ります。
ゲートを潜ると駐車場です。広いので係員の指示に従ってください。
公式情報
入園料
大人(中学生以上) 1,220円(税込)
小人(満4歳~小学生) 610円(税込)
普通車 300円(税込) 二輪車 100円(税込)
休園日・閉園時間は、予告無く変更される場合もございます。
〒410-2416
静岡県伊豆市修善寺4279-3
電話 : 0558-72-7111(代)
FAX : 0558-72-7872
外部リンク 伊豆修善寺 虹の郷(にじのさと)|花と緑の公園|公式
2月には梅林で梅まつりが行われています。
明治に建てられた 修善寺ハリストス正教会顕栄聖堂
静岡県指定有形文化財です
こちらの建物は明治45年(1912)にニコライ大主教、後の亜使徒大主教聖ニコライの快復を願って建てられたそうです。
小柄ですが鐘楼の高さは18メートルありましてなかなか立派なものですし、全体の造りが美しいです。これはロシア・ビザンチン様式のギリシャ正教会に見られる特徴を備えているそうです。壁は漆喰ですし、軒下には漆喰の葡萄のレリーフなどもあしらわれていてとても雰囲気が良いです。
同列のものに豊橋ハリストス正教会聖堂や函館ハリストス正教会復活聖堂がありますが、実はこちらの修善寺ハリストス正教会顕栄聖堂の方が少しだけ建築年代が古いです。両者ともとても有名な建築物ですが、こちらの方が先んじてこの地に建てられたみたいですね。どういった理由からなのか、ちょっと不思議に感じます。
イコノスタス(聖障)とはイコンで覆われた聖所と至聖所を区切る壁なのですが、こちらのものは旅順にあったロシア正教会の聖堂から、ニコライ大主教に託され、復元したもののようです。また聖所のシャンデリアは水晶製とのことでこちらも見てみたいものです。
さらに至聖所内の「全能者ハリストスと主の変容」、「降誕」、「大十字架のハリストスの磔刑」のイコンはイリナ山下りんの手によるものだそうです。山下りんとは日本人最初のイコン画家として有名な方です。ぜひとも一目見てみたいのですが、こちらの建物は残念ながら内部は非公開となっています。
外観も歴史もとても興味を惹かれる建築物で、静岡県指定有形文化財となっています。先程話に出た豊橋ハリストス正教会聖堂や函館ハリストス正教会復活聖堂が重要文化財に指定されているのと比べますといささか扱いが悪い気がします。
確かにその二つに比べますと規模も造りも見劣りすることは間違いありませんが、両者よりも建築年代は古いわけで貴重性はそれなりにあるのではないかと思います。それともこちらは後年に大規模な修復でも入っていて構造などが当時のものではなのでしょうか?
外壁も傷んでいるようでしたのでこれからも何とか大切に保護して欲しいですね。
修善寺ハリストス正教会顕栄聖堂の基本情報
地図
近隣からのアクセスと駐車場
修禅寺の中心部に行く手前、東側にある修善寺温泉「桂川」の南側に位置します。桂川の敷地に建っているようにも見えますが詳細は分
かりません。
駐車場はありませんので修善寺散策ついでにこちらまで足を伸ばすことになります。
公式情報
住所 〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺861
TEL 0558-72-4102
問合せ
住所 〒250-0011 神奈川県小田原市栄町4-4-1
小田原ハリストス正教会
TEL/FAX 0465-22-2792
意外な名瀑 旭滝
旭滝は何処に入れるべきか悩みましたが、比較的修禅寺に近いので一緒に見られたら良いのかなと思い、修善寺の記事に書いておきます。
朝日に輝く旭滝
早朝、朝日が差し込み光り輝くのでこの名になったといわれています。とはいうものの実際は東向きよりも随分と北寄りなので夏の一時期でないと確認できなさそうな気もしますが、どうなのでしょうか?
訪れたのは修善寺の街を訪れた11月の下旬でしたが、こちらの滝壺周辺はまだ紅葉には一足早い雰囲気でした。水辺ですし、北よりの風も山を背にして入り込み難そうなので、存外に冷え込まないのかもしれません。紅葉も一緒に楽しみたいなら12月上旬からぼちぼちと言う感じでしょうかね。
落差105mとけっこうな高さのある滝です。ただ6段になっていて真っ直ぐに落ちているわけではありません。でもこのサイズで立地も良い割りに地味で、浄蓮の滝などに比べて余り有名ではありません。でもちょっと面白い滝です。
まず一目見てこちらの滝は人工の滝に見えます。どうしてかと言いますと、滝には幾段かの段差があり、段差部分は平らで、落水する箇所はまるで石垣を積んであるように見えるからです。
でも「積んであるように見える」と言うからには実際には積んでないんですよね。信じがたいのですがこの姿は自然が造りだたもののようです。
石垣状に見えるのはいつもおなじみの柱状節理です。柱状節理って縦に割れるのでは? とお思いでしょう。でも良く考えてください。柱状節理は溶岩の冷やされた面から亀裂が入って柱状になっていきます。普通は広がった溶岩が外部と接するのはほぼ上面か下面です。まあ、脇からもありますが面積的には一部ですね。よって大部分は天地の方向に向かって割れが入るわけです。でももし横から空気に触れて冷えたら? と想像してみてください。すると縦ではなく横方向に割れ進むことが想像できませんか? 縦に伸びる円柱状の物体なら水平方向に放射状に亀裂が進む感じなのでしょう。
そしてこの場所はまさにそのような成り立ちで出来上がった地層なのです。
ここにはかつて火山があり、地底から地上に向かって「火山の根」であるマグマの通り道が突き抜けていました。
噴火が収まった後、火山は風雨にさらされ浸食して崩れていきますが、マグマが冷え固まった火山の根となる玄武岩の岩体は浸食されることなく地上に露出して「火山岩頸(かざんがんけい)」として残りました。
空気に直接さらされるようになった火山の根は、周囲から冷えてひび割れていくこととなります。こうして横向きの柱状節理となりました。
その地形に水が流れ滝となり、現在の旭滝の姿になったのです。
などと説明されれば、なるほどと納得もできますが、まったく知識の欠如した状態ではとてもそんなことは思いつくとは思えません。
昔、はじめてこの地をみつけた人は古代人が積んだ遺跡なのではないかと疑ったのではないのでしょうか? 自分だったらまず間違いなく首を捻ります。そして伊豆には超古代文明があったのではないか、ここはその名残ではなのかと妄想を逞しくしてしまいそうですw
こちらの旭滝の下には現在は存在しませんが瀧源寺というお寺があったようです。
普化宗という虚無僧の宗派だったとのこと。滝の近くの歩道沿いに歴代住職の墓標が並んでいます。そして虚無僧と関連の深い尺八の名曲「瀧落之曲」はこちらで作曲されたのだとか。
また滝脇には古びた不動明王像がありましたので或いは修験道の行場でもあったのかもしれませんね。そう考えるとここも密かなパワースポットなのかもしれません。少なくともマイナスイオンは溢れているでしょうw
旭滝の駐車場などの基本情報
地図
近隣からのアクセスと駐車場
有料の天城北道路から説明しますとややこしいので昔からの136号下田街道で説明します。
136号を来たから来まして有料道路の修善寺ICのところで、修禅寺方面ではなく下田方面に向かいます。左方向ですが道なりです。有料道
路の下を潜り右に見ながら道を進みます。
トンネルを抜けて信号を二つ通過し、3つ目の押しボタン式の「旭滝入口」信号機で右折。消防団の建物と公民館が並んでいるところです。
右折した道を道なりに進みますと大平神社の鳥居と駐車場があります。そこに車を駐めてその国続く道をちょっと歩きますと間もなく滝が見
えます。
公式情報
紅葉は12月上旬から中旬が見頃です。
【所在地】〒410-2415伊豆市大平
【電話番号】0558-72-2501(伊豆市観光協会修善寺支部)
【アクセス】車で・・・東名沼津IC~伊豆縦貫道~伊豆中央道~修善寺道路~天城北道路・大平IC~国道136号線旭滝入口信号(大平公民館)を右折
し、200mバスで・・・伊豆箱根鉄道修善寺駅からバス(4番・5番のりば)で10分、旭滝口バス停下車徒歩4分
【備考】 駐車場4台 トイレ有
伊豆半島ジオパークミュージアム ジオリア
伊豆半島が世界遺産などでおなじみのユネスコにジオパークとして認定されていることはご存じでしょうか?
そもそもジオパークとはなんぞや? とお思いでしょう。そこで日本ジオパーク委員会の説明を引用しますと、
地域の地史や地質現象がよくわかる地質遺産を多数含むだけでなく、考古学的・生態学的もしくは文化的な価値のあるサイトも含む、明瞭に境界を定められた地域である。
公的機関・地域社会ならびに民間団体によるしっかりした運営組織と運営・財政計画を持つ。
ジオツーリズムなどを通じて、地域の持続可能な社会・経済発展を育成する。
博物館、自然観察路、ガイド付きツアーなどにより、地球科学や環境問題に関する教育・普及活動を行う。
それぞれの地域の伝統と法に基づき地質遺産を確実に保護する。
世界的ネットワークの一員として、相互に情報交換を行い、会議に参加し、ネットワークを積極的に活性化させる。
これらに加えて防災への取り組みも重視されるようになっています。2008年6月にドイツのオスナブリュックで開催された第3回ユネスコ国際ジオパーク会議では、会議の終わりに採択された宣言に、「地質災害に関して社会と知識を共有するためにジオパークが役に立つ」という趣旨の一文が盛り込まれました。
とのことです。
見た目よりも充実した施設
そのようなジオパークの中で日本ジオパーク委員会が認定する国内ジオパークは2018年9月時点において全国に44カ所が認定されています。
さらにその中でユネスコが推進しているユネスコ世界ジオパークに認定されている地域が国内で9カ所あります。
その中でも今一番新しく、2018年4月に認定されたのが、ここ伊豆半島ジオパークなのです。
それでは何で伊豆半島が任命されたのか、と言うことですよね。半島だったら紀伊半島でも房総半島でも良いだろうと思うかもしれません。実際に似たような景観の場所も沢山ありますから。
でも実はそれは大間違いなのです。ここ伊豆半島は日本列島の中でも特異な地域なのです。
日本列島のある場所は地球的規模で見ますとユーラシアプレート、北米プレート、太平洋プレート、フィリピン海プレートと大きなプレートが犇めき合っている世界的に見ても珍しい地域です。その為、日本には火山が多く、地震が頻発します。でも悪いことばかりでもなくて温泉が豊富なのはそのお陰だったりもします。
さて日本近辺には4つのプレートがありますが、日本列島を主に形成しているのは東日本の大部分を占める北米プレートと西日本の大半を占めるユーラシアプレート部分です。
でもここ伊豆半島と伊豆諸島だけが唯一フィリピン海プレート載っているのです。
他の地域は大陸側から作られましたが、この伊豆半島は太平洋の真ん中で海底火山として生まれて少しずつ2000万年の時をかけて移動し、日本列島と衝突して隆起し、噴火を繰り返して約60万年前に半島となり、おおよそ現在の姿になりました。
この成り立ちを見ればいかに伊豆半島が特殊な地域か理解できるかと思います。そしてそれを現すかのように伊豆半島には奇妙で美しい景色が溢れています。それはそのような歴史の背景で様々な造山活動などがあちこちで起こったためであり、伊豆は地域によっていろいろと姿が違っているのです。
それらを紹介する施設がジオリアです。
ここではジオシアターを使った伊豆半島の成り立ちや、プロジェクトマッピングを用いた視覚的な解説、その他様々な展示物や、体験型の学習などを通して伊豆と地球の地殻変動や歴史、自然の素晴らしさを知ることができます。また伊豆や地学に関するイベントや企画展を通してそれらのことを学ぶ機会を提供している施設でもあるのす。
自分は博物館などは好む方なので、この手の施設は好きなのですが、興味ない方も多いかと思います。
それでも修善寺方面に行ったときに時間があったら立ち寄ることをお勧めします。シアターを眺めるだけでも色々なことが知れて楽しめますし、伊豆半島のジオサイトなどに足を運んだときにその場所が大まかにでもどんな場所か知っていると、より興味を持って観光することができ、知見を広めることもできてお得ですよ。
個人的にはお勧めスポットです。まあ、合わない人にはまったく合わないと思いますが。その時はその時ですw
ジオリアの駐車場などの基本情報
地図
近隣からのアクセスと駐車場
天城北道路から18号を修善寺方面に向かっていると、中心部に着く少し手前、左手に修善寺温泉旅館協同組合とジオリアの看板がありますので駐車場に入ってください。
会館利用者は無料で駐車できますのでもちろんジオリアを訪れる人は無料です。
駐車場側から建物に行くと地下に降りる階段があるので、そこを下って左にジオリアの入口があります。
公式情報
ご利用案内
開館時間 9:00 ~ 17:00(入館は閉館時間の30分前まで)休館日 水曜日(水曜が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)
入館料 無料
駐車場 あり(無料)
普通30台※会館でイベントがある場合、使用できないことがあります。近くに有料駐車場あり。(伊豆市観光協会のページへ飛びます)バリアフリー情報 車いす可(事前にご連絡ください)。補助犬(盲導犬、聴導犬、介助犬等)同伴可。
お問い合わせ
〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺838-1修善寺総合会館内 伊豆半島ジオパークミュージアム「ジオリア」
TEL: 0558-72-0525 FAX: 0558-72-1355
とりあえず以上です。そのうち梅園の方に足を運んだら記事を追加したいと思います。でも寒いの苦手で……雪国の人には呆れられそう(苦笑